2012.10.20
一枚のめぐり逢い
イラクに派遣されていた海兵隊のローガンは、戦地に落ちていた写真を拾って以来、ギリギリの命拾いを続けた。
写真に写る女性にお礼を言おうと、彼女を探して歩き続け、ついに見つけた。
その女性・ベスは、別れた元夫キースに縛られた生活をしていたが、徐々にローガンに惹かれていく。
キッカケが何であろうと、この人しかいないと感じたら絶対に見過ごしちゃいけないんだなって。
離してしまったらもう戻れないっていう瞬間があって、そこでの判断がポイントだ。
最初のほうは、なんで写真のこと言わないんだよーとか思っていたけど、
徐々に、キッカケなんてどうでもよくなってきたし、きっとローガンもそんなつもりだったんじゃないかな。
そんなことより、キースの存在がムカついてムカついて・・・
それに縛られたまま言いなりになってるベスのことも理解できなかったけど、
田舎ならではの人間関係のような、私には共感しにくい世界があるんだろうと理解した。
戦争で心に傷を負ったローガンは口数少ないが、心身が強くて頼りがいがある。
ベスは気が強い女性だが、それは見せかけ。
そんな二人が惹かれあっていくのはとても自然に感じたし、
ローガンが、ベスの息子のベンと仲良く遊んでいるのも、微笑ましくてよかった。
いいな、こんなめぐり逢い。
良い映画だった。
監督:スコット・ヒックス
出演者:ザック・エフロン、 テイラー・シリング、 ブライス・ダナー、 ライリー・トーマス・スチュワート
収録時間:101分
レンタル開始日:2012-10-10