2023.03.25
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
コインランドリーを営む中国系アメリカ人が、納税書類で苦労する。 そんな時突然、夫だと思ってた人がマルチバースの別惑星から飛んできた人だと知らされ、 世界を救えるのは君だと説得されて、マルチバースを飛び回る能力を得る。 奇行をして変さが認められると耳につけたデバイスが緑に光って、 緑のボタンを押すと、別の惑星にいる自分が持っている能力をインストールできる。 その能力を使って敵と戦う、というストーリーらしい。 そのルールを理解するのに時間がかかったのと、 奇行をする意味って何だよ、ってのと、それが下品だったり痛かったりで不快だったのと、 中国人がワーギャーしてるのを見てるのはそれだけで疲れるってのと。。。 この映画で泣いたとかいうコメントを見ると、何??どこで???って意味不明。 ただただ疲れる映画だった。 娘が同性愛者だったり、それを親が理解しなかったり、 中国人の父親が頑固でめんどくさいクソジジイだったり、 アメリカにいるアジア系ってことでそれだけで生き辛かったり。 いろいろメッセージ性を無理矢理こじつけようと思えばできるんだろうけど、 それをこじつけるのはだいぶ無理矢理な気がするんだよな。 石が語ってるシーンが、その無理矢理な方向に引っ張っていこうとしてたと思うけど、 映画で語れなかったことを、ただ文字で書いちゃうって、なんか反則じゃないか。 どうでもいいこととしては、 娘が渡辺直美に見えてしょうがなかったのと、 キー・ホイ・クァンが大人になっても良い人そうな顔は変わらないんだなってのと。 ドタバタお下品カンフー映画に、マルチバースで味付けしたもの、だったな。 https://gaga.ne.jp/eeaao/