バビロンの陽光
フセイン政権崩壊後のイラク、戦争から戻ってこない父親を探しに、
少年アーメッドは、祖母と二人で900km離れたナシリアにある収容所に向かった。
イラクの現実がイラク人監督により、イラク人の出演で描かれている。
戦争により映画産業が完全になくなったあとで、
現状を何とか伝えるために、誘拐などの危険な目に遭いながらも撮影を続けたそうだ。
アーメッドがちょこまかと元気のいい少年で、
7歳くらいかな?って思ってたけど、12歳ということで少々ビックリ。
勝手に、厳しい環境の子どもって大人びた感じになるものだと思ってたけど、
アーメッドはお坊ちゃんなんだろうか?と思うくらい子どもっぽい。
きっと祖母の愛情をたくさん受けて育ったんだろう。
ただ、描かれるのは厳しい生活。
父を探すために『集団墓地』へ行けと言われる。
東日本大震災のときの遺体収容所のようなものかと思った。
しかし、それがどういう所なのか、最後の最後にわかる。
ただ無造作に遺体を捨てたと思われる場所・・・
だから、また集団墓地が見つかったらしい、というような表現なのだ。
信仰心の厚い祖母が絶望に落ち、アーメッドに対して息子イブラヒムの名で呼びかける。
もう意識が朦朧としている祖母に対して、アーメッドもどうしていいかわからず、
ただ、ひとりぼっちにしないで!と泣きつく。
こんな絶望的なエンディングでいいのだろうか?と思ってしまうが、これが現実なのだ。
数百万人が行方不明のままで、何十万の身元不明の遺体があり、
それだけの人の帰りを待っていた人が悲しみから抜け出せずにいる国。
それがイラク・・・
ポータブルHDD
メインのノートPCがSSD 256GBで、写真やら何やら溜め込む場所としては少ない。
ということで、そういうものは別HDDに任せることにした。
だいぶ前に買ったものはあるんだけど、大きいし電源が必要だしで使いにくい。
今までどおりバックアップ用として使うけどね。
で、コジマ全品5%OFFのハガキが来てたので、買ってきた。
なのに、またAmazonのほうが安くて残念・・・。
(ポイントを使ったからAmazonより安かったけど)
I-O DATA USB3.0対応 「超高速カクうす」 1TB
店頭に飾ってあったのは、ケーブルが収納できるタイプで大きかったのだが、
こっちは小さくてビックリした!
iPod touch より一回り大きいくらいで、Garaxy SII より長辺は短い。
暑さは倍より少し薄いくらいか。
(写真の上が iPod touch、下がこのHDD)
この土日でやっとスキャン祭りは終わったし、
デジタルデータの保存場所も小さくなるし、良いことだ。
ピザボーイ 史上最凶のご注文
就職せずにピザ屋のバイトをしてるニックは友人と同居し、その友人の双子の妹が彼女。
一方、軍隊上がりの厳しいオヤジに寄生するダメ男ドウェインは、
いっそのことオヤジを殺して遺産を手に入れようと企み、殺し屋に依頼する。
その資金調達を命じられたのが、見ず知らずのピザ配達人ニック。
身体に爆弾を巻きつけられ、強盗を強要される。
・・・って、最近イジメで問題になってる盗みの強要とか、このレベルの犯罪だよな。
ダメ男 vs. もっとダメ男、という戦いなわけだが、ニックも友だちも意外に冷静。
警察とかに助けを求めようともしないあたりが、なんだか違和感あるけど、
でも、会話も下ネタが多くて、行動と会話と両方に知性がないのは、それっぽいか。
なんか、もっと重大な事件のような気がするんだけど、すごい軽い。
わざわざコメディっぽく軽くしたのかな。
開会式
オリンピックの開会式が朝5時からスタート。
テレビ欄には4:30って書いてあったから、起きられたら見ようと思って、
とりあえず映画は見ずに、休日前にしては少し早めに寝た。
そうやって起きられなかったのが金環日食だったのだが、
今日はちゃんとすっきり起きることができたので、テレビの前でスタンバイ。
映画を見ている気分だった。
イギリスの歴史や、イギリス国民が背負っているものなどを感じられた気がした。
あと、イギリスの映画ってけっこう有名なものが多いんだなって、改めて思った。
牧歌的な田舎の光景は、思わず写真を撮りたくなった。
ああいう場所に旅行に行きたい。
そのあと産業革命に変わってから、ずっと暗い世界だった印象だけど、
最近のロックやダンスのシーンに変わって楽しげになってよかった。
日本も同じ道を辿ってるんだよな・・・ってことも思った。
今の日本は、産業革命のあとの暗い世界らへんの時期なのかな・・・
Mr.ビーンには笑ったし、
ジェームズ・ボンドがエリザベス女王をエスコートするのはカッコよかったし、
エリザベス女王がヘリコプターから飛び降りるという演出には笑ってしまったし、
ベッカムはここで出てくるのか~!とか、なかなか楽しめた。
ひとしきりショーが終わってから、各国の入場が長かった。
感慨深かったのは、今回女性が初めて参加する国がいくつかあって、
これで男性のみ参加という国がなくなったと言っていたこと。
同じイスラム教でも今まで出場できてた国とそうでない国とあるし、
一概に言える話ではないんだろうけど、歴史が変わっていく過程を見た気がした。
アラブの国々のカフェで女性を見るようになる日は、近いうちに来るのだろうか。
旅行中に会話をしていると、You are lucky って言われることは多々あって、
日本に生まれたからこそ受けている恩恵が、自分の努力して得た分よりも、遥かに多いことに気付かされる。
だから、そういう運で左右される部分が、少しでも良いほうに傾いてくれるのは良いこと。
テレビ欄では8時までだったのに、遥かに超えて9時くらいまでやってたのかな。
それを全部見てしまって、ホント映画を見た気分で終わった。
オリンピックはこれから始まるというのに、満足してしまったよ^^;
そして、4時に起きると一日が長くて、会社に行く前にじっくり何かに取り組めそうと思った。
でも、そうすると今日の夕方からの激しい頭痛のように、何か悪い面もありそうで、
気軽には踏み切れなかったりする・・・。
鰻
元気になれるかな~って期待して、買っちゃった!
小さいほうにしたのに、満腹すぎてちょっとお腹いたい。
もっとゆっくり食べればよかったー。
鰻、ものすごく久しぶりに食べた。
タレのたっぷりかかった御飯を最後の一口にするか、
鰻を最後の一口にするか迷った。
あれ?一口で両方という選択肢が浮かばなかった・・・
少し余裕を
1時間早く帰って、1時間早く寝て、ちょっと幸せ。
久々に良い夢を見たし。
って、夢を見るということは眠りが浅いのかな。
もう少し回復したら、この1時間を睡眠以外のことに使おう。
自分に何かをインプットする時間が欲しい。
あの頃は・・・なんて
疲れが取れないので少し早く帰ることにした。
集中力が突然プツンと切れるし、投げやりになってくるしね。
現状がイヤなんだけど、どう変えたいかもわからない。
動くだけのエネルギーが足りてない。
学生のときみたいな時間の使い方をしたいなー。
それにはやっぱりパワーが必要なんだよなー。
これが歳ってやつだよね・・・。
どうすりゃエネルギーが沸いてくるんだろう。
ワクワクするような場に行けばいいのかな。
1週間とかじゃなくて、一生ワクワクしたいんだよな。
学生の頃の写真の整理をしてたら、
あの頃は良かったなーなんて思ってる自分に気づいて愕然とした。
湿気のせい?
ペパーミントには暑すぎる季節のようで、芽は出すんだけど育たず。
暑いというより湿気が問題なんだろうな。
葉っぱがカビたようになってしまって、そのまま腐ってしまう。
まだ数本は生きてるけど、・・・かわいそうなことしたな。
次はもうちょっと涼しくなってからにしよう。
スキャン: 学生時代・完了
プリント写真のスキャンをテレビを見ている間にちょこちょこやってて、
やっと大学生の分が終わった!長かった~!
放送研究会の写真が800枚くらいだったかな。
研究室の写真はあんまりなくて、あっさり終わった。
色黒な自分が、研究室の写真だとかなり浮いてて笑える。
いろいろ思い出して懐かしかったけど、同時にすごい昔だとも感じる。
思い出せない名前もいっぱいあったし・・・。
もう久しく会ってないなーって、改めて年月が経ったことを感じた。
高校の放送委員会と、大学の放送研究会は、たくさん撮ってあって、
ときどき自分の写真も出てきて、ダサくて消えたい!って思うけど、
自分の目から見る世界が楽しかったことは間違いない。
今から思い返すと、高校のときの写真って、よく許されてたな。
もちろん授業中の写真はないけど、行事のときの放送ブースの写真はけっこうある。
先輩方にも撮ってる人はいたし、写真部もあったから、まぁよかったんだろう。
ずっとポケットアルバムに入れっぱなしで、
特に太陽に当てたりしてないから大丈夫だと思ってたが、
かなり色が褪せててビックリした。
さて、まだ旅行のが26冊ある。
これはまた今度だな。
ヤング@ハート
平均年齢80歳のロックンロール・コーラス隊、ヤング@ハート。
彼らの活動を追ったドキュメンタリー。
1982年に老人ホームの陽気な方がロックを歌ったことがキッカケで結成されたという。
童謡とかクラシックとかじゃなくて、ロックなのがおもしろい。
歌詞に感情移入したいから、歌詞が大事。
記憶力は弱くなっているけど、一生懸命に覚えて歌う。
指導者のボブは厳しくて、ご老人だから優しく褒めて伸ばす・・・なんてことはしない。
それが彼らのプロ意識を伸ばしていき、より良い歌になっていくのだ。
みんなが健康な方々というわけではなく、突然入院する方もいるし、亡くなる方もいる。
それでも外出ができる身体であれば、いそいそと練習に通う。
せっかくもらった自分のパートを他の人に渡したくない!って気持ちが、若くてイイ。
全員が歌えなければやめるといわれた曲も、10日間の休暇でみんなが必死に練習してきたり。
新しいものに真剣に取り組む姿が、部活の1年生みたい。
そこでの友情や思いやりも、またイイ。
歌が自分のものになったときのパワフルさが素晴らしい。
みんなで歌うことが楽しいから、歌い続ける。
こんな生活、学生のときだけかと思っていたけど、やる気があればいつまででもできるもんなんだな。
すごい元気をもらった!!
で、これドキュメンタリーなので、実際に彼らはいる。
日本ツアーもあるらしい。
ヤング@ハート Live in Japan
行きたいなー。