2010.10.25

あげいん熊野詣

昨日、飛行機で熊野に向かった。

金曜の朝から熊野古道をトレッキングしてるメンバーもいたが、
さすがに2ヶ月連続は・・・と休暇取得を諦め、熊野古道も諦めてた。

では何故、熊野に向かったかというと、
あげいん熊野詣という行事に参加するため。

平安時代の貴族たちの熊野御幸行列を再現した行事で、
時代衣装をまとい熊野古道を歩くもの。

これの、写真を取るためじゃなくて、衣装をまとう側。

20101024-again-kumano.JPG

そもそもこの行事があることも知らなかったし、
県外から参加することが出来るなんて考えたこともなかった。

一昨年から参加してるというモロッコメンバーがいて、
彼女からの誘いで行事のことを知り、参加を決め、
実際に参加することができたのであった。

感謝。

土曜の10時に到着し、日曜の17時にあちらを出るという短い間に、
かなり充実した時間を過ごせたので、別途追々書こうと思う。

忙しさのせいにして準備をあまりしていなかったし、
天気もたまに小雨がパラつく状態が続いた。

だが、間違いなく、充実した休日を過ごせたので満足。
 


Posted 2010.10.25, 00:31 by meg and filed in 2010.10: 熊野
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2010.10.26

熊野三山

2010年10月23日

熊野古道という言葉に憧れはあったが、
特に詳しいわけでもなく、というか、何も知らなかった。

– 熊野本宮大社
– 熊野速玉大社
– 熊野那智大社

この3つへ向かう道が熊野古道らしい。

熊野古道のトレッキングには出遅れていたので、
集合時間まで何をしようか、ガイドブックを見て考えたがわからず、
メールで流れていた本宮へ行くことにした。

そう、あげいん熊野詣は那智大社で行われるので、
その他の2つに行っておけば、一応全部回れるのだ!
 
10時に飛行機が白浜に着き、
10時半過ぎに高速バスで空港から本宮へ向かう。

小さい空港ながらバス停がよくわからなかったので、
インフォメーションに聞いて、しばし待つ。

一緒の飛行機だった人はみんなどこへ消えたのか、
同じバスの人はいなかった。。

バスに揺られること1時間半、約2千円。
あっさりと熊野本宮大社に到着。

思ったよりもだいぶこじんまりとしていて、
思ったよりもだいぶ人が少なくて、ビックリした。


食堂は混雑していて一人客だと断られ、
お弁当は売り切れていて、完全に食べそこなった。

あまり遠くに行くと次のバスに乗れなくなるので、
時間を潰すこともできないまま、
売店の焼きまんじゅうをバス停で食べる。

バスに揺られること1時間、1500円。
今度は新宮に到着。

そして車酔いのため気持ち悪い。。

新宮駅から15分ほどテクテク歩いて、速玉大社。
歩いている途中に観光客らしき姿は全くない。

そういうものなのかね。

今度は朱色で鮮やかだったが、
やっぱり思ったよりもこじんまりとしていてビックリした。

たとえパワースポットであっても、
受信する力が弱いと意味がないのかもしれない・・・


電車の本数もかなり少ないので、時間に合わせて急いで駅に戻る。
15時半ごろに新宮駅を出て、集合場所の宿がある紀伊勝浦へ。

その電車は2両編成。

途中の駅でなぜかメンバーと合流できたので、
一緒に宿に向かったのであった。
 


Posted 2010.10.26, 00:08 by meg and filed in 2010.10: 熊野
2010.10.27

小坂屋

2010年10月23日

泊まったのは、紀伊勝浦駅の近くにある民宿小坂屋

なんもイメージしていかなかったけど、
修学旅行みたいな大部屋がドーンって…懐かしい感じ。

一人が骨折してリタイアしたという情報を宿の方から聞き、
でも参加メンバー全員を知ってるわけではないので、
誰?知らない・・・、みたいなモヤモヤした状態で皆を待つ。

トレッキング組と名古屋組は到着が遅れていたので、
先に着いてたメンバーは、温泉に入って、テレビを見てゴロゴロ。

ここ、普通の家のお風呂なのに、お湯が温泉。
最初はあれ?って思ったけど、効力が感じられて嬉しかった。

くつろいでいる間に、男性陣がお酒を買いに行ってくれて、
全員の集合を待ちながら、夕食を待ちながら、
まったりとテレビを見たりしながら、ビール^^

でも、夕食の終わり時間が決まっていたので、
遅れてる人を待てずに、夕食スタート。

ものすごく量が多かった。

私の1週間分の夕食に匹敵する量。
いや、マジで。

頑張って残さず食べる主義ではあるが、
残念ながら揚げ物はギブアップしてしまってゴメンなさい。

全員集合してまったりと宴会をして、
やたらと楽しい時間だったことは覚えている。

だんだん鼻水が・・・喉が・・・とヤバさを感じてきたので、
ちょっと早めに抜けてさっさと寝させてもらった。

両手の中指を虫に刺されて痒くて起きた以外は、
大変気持ち良く休めたので、翌日は体調も復活してよかった。
 
(それにしても、中指、まだ痒いんだけど・・・)
 


Posted 2010.10.27, 00:33 by meg and filed in 2010.10: 熊野
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2010.10.30

熊野詣

2010年10月24日

朝6時すぎに朝食をいただき、
7時、車に分乗して集合場所の小学校へ向かう。

いざ、メインイベント。

受付を済ませ、護摩木に願い事を書く。
昨年ここに書いた願いが叶ったって人もいて、真剣。
独身組は、きっと同じこと書いたんだろうな^^;

体育館で着替え。

男性陣は役名がついている人が多くて素敵。
私がやる「女房」の役は、その他大勢的な位置づけなので、
同じような衣装がたくさん床に並べられている。

そこから好きな色柄のものを選んでいいとのこと。

薄めの色は似合わないだろうなーとか、
どうせ着るなら普段着ない色がいいよなーとか (←コスプレ気分^^;)
自分なりに色々悩んで決めた。
 
見よう見まねで着てみるもののわからず、着付けをしてもらう。
若干簡略化されている部分もあったんだろうけど、
普通の着物とは違う仕組みだった。

着終えた人からバスで出発地点へ向かう。

最初のバスだったので、地元の方からお話を聞いたり、
熊野詣の絵の説明を聞いたりしつつ、
写真を撮っていい数少ない時間なので、撮りまくる。

いざ行事が始まったら、写真を撮るのは当然ダメ。
撮られる側になるのである。

常に周囲にイベント関係、報道関係、カメラ小僧がいる中、
長い長い階段をゆっくりとしたペースで上っていく。

1時間半くらい歩いて、那智大社に到着。
お祓い等の神事をうける。

昼食の弁当と、無料配布のぜんざいを頂き、
再び出発時間となって衣装を整える。

出発してすぐ、三重の塔前にて、大護摩祈祷。
山伏さんたちが火を囲み、ホラ貝を吹き、荘厳な雰囲気。
煙が生き物のように湧きあがるのがカッコよかった。

また1時間ほど歩き、那智の滝。

雨だったらここまで行かないかもと言われていたので、
なんとか天気がもってくれて嬉しかった。

一人で普通に見に行ったら、きっとさーっと登って、
さっとお参りして終わってしまうことだろう。

それを、衣装を着て、それなりにマジメな気持ちで、
(周囲はおしゃべりがうるさかったけど・・・)
じっくりと味わうことができたのは、素敵な体験だった。


Posted 2010.10.30, 11:40 by meg and filed in 2010.10: 熊野
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