熊野詣
2010年10月24日
朝6時すぎに朝食をいただき、
7時、車に分乗して集合場所の小学校へ向かう。
いざ、メインイベント。
受付を済ませ、護摩木に願い事を書く。
昨年ここに書いた願いが叶ったって人もいて、真剣。
独身組は、きっと同じこと書いたんだろうな^^;
体育館で着替え。
男性陣は役名がついている人が多くて素敵。
私がやる「女房」の役は、その他大勢的な位置づけなので、
同じような衣装がたくさん床に並べられている。
そこから好きな色柄のものを選んでいいとのこと。
薄めの色は似合わないだろうなーとか、
どうせ着るなら普段着ない色がいいよなーとか (←コスプレ気分^^;)
自分なりに色々悩んで決めた。
見よう見まねで着てみるもののわからず、着付けをしてもらう。
若干簡略化されている部分もあったんだろうけど、
普通の着物とは違う仕組みだった。
着終えた人からバスで出発地点へ向かう。
最初のバスだったので、地元の方からお話を聞いたり、
熊野詣の絵の説明を聞いたりしつつ、
写真を撮っていい数少ない時間なので、撮りまくる。
いざ行事が始まったら、写真を撮るのは当然ダメ。
撮られる側になるのである。
常に周囲にイベント関係、報道関係、カメラ小僧がいる中、
長い長い階段をゆっくりとしたペースで上っていく。
1時間半くらい歩いて、那智大社に到着。
お祓い等の神事をうける。
昼食の弁当と、無料配布のぜんざいを頂き、
再び出発時間となって衣装を整える。
出発してすぐ、三重の塔前にて、大護摩祈祷。
山伏さんたちが火を囲み、ホラ貝を吹き、荘厳な雰囲気。
煙が生き物のように湧きあがるのがカッコよかった。
また1時間ほど歩き、那智の滝。
雨だったらここまで行かないかもと言われていたので、
なんとか天気がもってくれて嬉しかった。
一人で普通に見に行ったら、きっとさーっと登って、
さっとお参りして終わってしまうことだろう。
それを、衣装を着て、それなりにマジメな気持ちで、
(周囲はおしゃべりがうるさかったけど・・・)
じっくりと味わうことができたのは、素敵な体験だった。