エリシャ・カスバートのラブ・ゲーム
見るんじゃなかったな。。
ギャンブルにはまって堕落していく学生ケイトリン。
借金を返すためにまた借金を重ね・・・という完全なる悪循環。
見ていて心地の良いものではない。
借金するだけではなく、友達や家族をだまし、金を盗み、最低最悪。
無い金を使おうとするなんて、ガキだな。
借金を返すために、
最終的には変わった性癖を持つ夫婦に身体を売って・・
ホント最悪だよ。
あんなに多くの人を傷つけておいて、
更生する気配もないし。
ギャンブルは、ラスベガスでスロットやって、
40ドル儲けて喜んでるくらいでいいのだ。
それが私の人生におけるお金に関するギャンブルの全て。
ライフ・イズ・ビューティフル
愛する息子と妻とともに
強制収容所へ連行されるユダヤ人のグイド
現実を見るのもつらい状況だけど
子供を不安がらせないために一所懸命
精一杯これはゲームだと言い聞かせ
そう信じさせるために、自身も演じる
完全に100%、誰かのために
自分の持てる力の全てを費やして
極限状態を乗り越えようとする
自分のためになんて少しも考えていない
誰かを愛して誰かを信じて
自分を捧げて
相手も受け入れてくれて
こんなにも人間の心がゆるぎなく繋がっていられること・・・
ずっとグイドが騒々しすぎるくらいに
明るく振舞っていたので
最後いなくなってしまってから
ジョズエがひとり孤独に歩く姿が胸に突き刺さった
ジョズエの瞳が愛らしすぎるから、余計に。
最後の誘惑
キリストがゴルゴダの丘で十字架にかけられるまでの話。
その状態でキリストが
最後に感じたんじゃないかなーっていう内容が
最後の誘惑
その部分はきっとキリスト教の外の話。
ダビンチ・コードを見てないので比べられないが
キリスト教を違う視点から見た物語だと思う。
どちらかといえば正統派なのかな。。
時代背景や聖書の内容など、
残念ながらキリスト教に親しんでいないので
ちょっとわからない部分もあったけど
なかなか見ごたえのある映画だった。
こうして見終えてみて、今、
最後のエンディングの音楽だけが合わない気がする。
キャロルの初恋
スペイン内乱のとき、
ニューヨークから小さな村に来た少女キャロルと
村の少年トミーチェとの物語。
キャロルはボーイッシュで凛々しく
ガキ大将なトミーチェの笑顔は優しさに溢れている。
このトミーチェ少年がとても素敵なんだな。
友達としても、男性としても、頼れる。
真っ直ぐな感情をぶつけていて
とても素敵な少年少女なんだけど
その純粋な目を妨げるのは戦争・・・
結末がつらい。
キャロルには今後なんとか幸せになってほしいものだ。
映像が綺麗で、役者たちの表情がとてもいい。
静かな物語だけど充分に味のあって素敵だった。
うーん、じわじわくる。。
☆☆☆☆☆でもいい気がしてきた。
グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
海を愛した者の狂気が切ない。
ジャック・マイヨールをテーマにした物語。
実話とは少し違うらしいが。
少年時代に父を海で亡くし
イルカと共に過ごすことで寂しさを紛らわす。
母と同じアメリカの女を愛する。
親友を父と同じく海で亡くす。
全てが海。
海にあれだけ取り付かれてしまうと
その他の全てのことが雑念にしか思えないのだろうか。
彼には海以外のものが目に入らないって
自分は海の次だってわかってるのに
あれだけ真っ直ぐにジャックを愛するジョアンナも切ない。
海という1つのものをひたむきに愛する心が
語らぬジャックの目から溢れていた。
美しいものは口で語ればいいってもんじゃない。
真っ暗で圧力が強くて息ができない水中で
血液すらも身体をまわらなくなるような空間で
美しい幻覚に溺れることが快感になってしまったのか。
海の中には何があるんだろう。
何に取り付かれてしまうのだろう。
素潜りでなければ、その何かはわからないのだろう。
怖いけど見てみたい。
見てみたいけど、常人にはたぶん見えない。
# 途中で日本人がバカキャラとして出てくることには目をつぶろう。。。
インファナル・アフェアII 無間序曲
インファナル・アフェアの過去の話。
トニーレオンが出てこないのが非常に残念。
主役たちはカッコいいんだけど
顔が似ているからどっちがどっちかわかんない・・・
途中まで同じ人かと思った。
そのせいでストーリーもわけわかんなくて
最初っからちゃんと顔を把握しておけばよかったよ。
アクションはほとんどなく、
人間関係と義理人情のストーリー。
それはそれでおもしろいけど、ちょっと物足りなかったな。
Mr.&Mrs.スミス
夫婦喧嘩でそこまでやっちゃダメでしょ、ってくらい
お互い派手にやってます(笑)
各自の任務のときはカッコいいのに
正体がバレてからというもの、カッコ悪くドンパチ。
だからバレる前の各自の任務のほうをもっと見たかったな~。
夫婦がお互いの仕事の中身を知らないのはわかるけど
仕事の道具があんなに家の中にあったり
まず出会ったときにも片鱗が出てるんだし
少しは気づかなかったのか??
いや、気づいてたからギクシャクした関係になってたのか。。
その夫婦のギクシャクした関係、
こんなんいやだー!と思いながらビクビクしてみておりました。
そういうシーンが長いのは良くないよ。。怖いもん。
ストーリーは単純で、派手にドンパチやってるし、
深く考えずに楽しめる映画でなかなかよかった。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
おもしろかった。
ハリーもロンもハーマイオニーも皆同じように大人になっている。
少年少女のかわいらしさはもうないけど、
ストーリーも成長した彼らになっているから合ってる、かな。
14歳には見えないけど・・・
原作からはだいぶ内容が削られているらしく
自分の中で理解してない部分もあるけど
展開はいつもと同じく、仲間・ライバル・先生と闇…。
話についていけないことはない。映画だけ見てても大丈夫。