2005.10.29

クローサー

2人のひとを愛する人が4人いて四角形を作ってる。
それだけ。

それだけすぎてビックリしたさ。


2005.10.29, 00:00 / ☆☆
2005.10.29

マシニスト

不眠症、しかも1年間も…という男の話。

主演のクリスチャン・ベールはこの役のために30kgも痩せたそうだ。
その姿から出る迫力が凄まじい。
痩せっぷりよりも錯乱状態のほうが気味悪い。

一回じっくり寝てから出直せといいたくなり苛々する。
でも眠れないからああなるわけで…。
それなのに機械作業なんてよくやってられるな。
ホラーとかじゃなくて現実問題として、素直に怖いと思う。

そのまま身の回りで起こる不幸の謎を解きに行く。
行き着くところは・・・。

嫌なことは忘れたいという本能と良心の呵責で
睡眠という本能が壊れてしまうのか。
行き着くところに行き着いてくれなかったら
観ている間に沸いて出た苛々を抑えられなかったろう。

睡眠は大事。
そして、大好き。
私を正気に戻してくれてるんだ。


2005.10.29, 00:00 / ☆☆☆
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2005.10.23

コンスタンティン

前評判で聞いていたのより面白かった
漫画が原作なのかな?
幽遊白書みたいなあの世とこの世の話

そう思って見れば
深い意味とか考えずに単純に楽しめる
映像はカッコいいし。

評価☆3つか4つか迷った
格別におもしろいとは思わなかったけど
つまらなくはなくて飽きずに楽しめる

なんにせよ
死にたくなきゃ煙草の吸いすぎは止めることだね


2005.10.23, 00:00 / ☆☆☆
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2005.10.22

ネバーランド

現実に負けないで信じる力

ピーター・パンの誕生の裏に
こんな話があったなんて知らなかった

楽しいことを夢見ることができなくなったら
人生の楽しみはそれだけ減ってしまう

夢に浸ることができてこそ
見えない現実までも楽しむことができる
そんな演技をすることで
夢の世界に近づくことができる

夢を追いかけるバリ自身の生活は
空想と現実に壁がある周囲の人々からは奇異かもしれず
相通じない寂しい生活であったようだけど
それでも信じたい強い気持ちがあってこそのネバーランド

少年も大人になる瞬間が訪れるけど
その大人の強さを持ちながら
なお少年の心を持ち続けられることの強さ

忘れてはいけない大事なものである


2005.10.22, 00:00 / ☆☆☆☆☆
2005.10.17

化粧師

化粧のシーンは迫力があって素敵

化粧の出来映えによって
良いことが起きるというより
意識が変わる
化粧はきっかけで要は内面

貧困や身体的なものなど様々な障害がある中で
志や夢を持って生きていくこと
その辛さと強さを見た
ちょっと身体的な部分は不自然さが否めないが

最後になって交わるけど
3つの話が別々で動いているような感じ
それぞれの雰囲気が違う感じがあって
スッと入り込めなかった


2005.10.17, 00:00 / ☆☆☆
2005.10.15

東京タワー

思ったよりもずっと共感してしまい
何気ないシーンでジワッときてしまったり

出てくる人が皆さん綺麗で
住んでいる部屋も綺麗で
現実感のないガラスの向こう側のような世界

世界そのものが現実的でない感じだけど
でもその雰囲気を作っている
現実離れした綺麗さが羨ましいなぁ

岡田准一がすごく大人びて見えたけど
それでも親子に見えてしまう
大人びてても老けて見えるわけじゃないか

そんなこんななんだけど
いちばん共感したのは岡田准一だった

あ、綺麗ってのは見た目の話で
ああいうドロドロは大嫌い。


2005.10.15, 00:00 / ☆☆☆☆
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2005.10.10

アメリ

映像やカットがシュールで
常に空想だか現実だかわからないような印象を持たせる

人を好きになったら空想の世界から出て
現実にその人を見なきゃいけないんだよってこと

でもアメリがいる日常は何だか現実が現実に思えなくて
周りの人間を観察すればするほどストーリーが沸いてきて
いつまでもどこまでもホワホワした世界

すごい雰囲気のある映画
それが好きか嫌いかは最後までよく分からなかった

ドワーフの置き物が世界旅行をするという話、
どこかで聞いたことがあったけど、これだったのか?


2005.10.10, 00:00 / ☆☆☆
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2005.10.09

サタデー・ナイト・フィーバー

ジョン・トラボルタという名は聞いたことがある.
でも,初めて見た気がする.生まれる前の映画だしな.
かっこつけた振りがサマになってるのだが,
その仕草とはちょっとズレて静かで淋しげな眼.雰囲気がある.

音楽にのって,キザに歩く.
そんな姿からスタートしたのに,
予想以上に静かな,おとなしい話だった.
バカなことをして夢中になって,という若者像よりも,
いつも何か物足りなくて,世の中に不満で,悩んでる感じ.

ダンスで自分を発揮する人もいるだろう.
きっと今でも同じように何か自分の得意なものを頑張って
それだけで自分というものを保とうとしてる人は,いっぱいいるだろう.
時代が変わっても,対象が変わっても,
若者の心理はあまり変わらないんだろうな.

静かに,その時代の雰囲気に入っていけた.
ドラマ性を変に求めるよりは,時代そのものを写し取った感じ.


2005.10.09, 00:00 / ☆☆☆
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2005.10.03

トリコロールに燃えて

戦争の時代に愛し合った人々の話。
その人々は、あまり一般的でないと思われる人々。
芸術に浸かっていたり、
仕事を放って愛する人のところに滞在していたり、
自由に生きている。

そういうちょっととんだ人々の生活を見たあとで、
戦争という現実的な世界へ飛び込む。
平和な時代を精一杯楽しんだからこそ、
戦争のなかをどう生きるかという決断もまた重要。

器用に生きてるようでそれは悲劇かもしれないし、
泥臭く混沌とした中に飛び込んだことが命を救うかもしれないし、
戦争の中ではまったく何が起こるかわからない。

環境や行動はその時その時で激しく変化するけど、
信念だけは貫いている人間たち。
戦争の中では何をとっても悲劇の一要素になってしまう。


2005.10.03, 00:00 / ☆☆☆
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2005.10.02

CODE46

続きがありそうな感じのまま終わった。
起承転結で言えば、起承だけで終わった。

未来の恋愛はまずDNA鑑定をしてから…みたいなことになるとして
そうすると禁じられた関係ってのもできる。
それがきっとこの映画のテーマだったのだろうけど。

でもそれ以前に不倫ですから、あなた!

ってことで、その未来の不安に対する感情がだいぶ薄れた。
結果として伝えたいことはたぶんこれなんだろうけど
そこまで感情移入できないっすよーという状態での完結。

英語が非常に聞き取りやすかった。


2005.10.02, 00:00 / ☆☆
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