2005.10.03

トリコロールに燃えて

戦争の時代に愛し合った人々の話。
その人々は、あまり一般的でないと思われる人々。
芸術に浸かっていたり、
仕事を放って愛する人のところに滞在していたり、
自由に生きている。

そういうちょっととんだ人々の生活を見たあとで、
戦争という現実的な世界へ飛び込む。
平和な時代を精一杯楽しんだからこそ、
戦争のなかをどう生きるかという決断もまた重要。

器用に生きてるようでそれは悲劇かもしれないし、
泥臭く混沌とした中に飛び込んだことが命を救うかもしれないし、
戦争の中ではまったく何が起こるかわからない。

環境や行動はその時その時で激しく変化するけど、
信念だけは貫いている人間たち。
戦争の中では何をとっても悲劇の一要素になってしまう。


2005.10.03, 00:00 / ☆☆☆
トリコロールに燃えて はコメントを受け付けていません