2024.03.02
今夜、世界からこの恋が消えても
事故に遭い、1日しか記憶がもたなくなった高校生の真織。 違うクラスの男子・透に嘘で告白されて、本気にならないことを条件に、疑似恋愛することにした。 当然のように本気になっていくが、透にも、真織に言えていない体の問題があった。 わかりやすすぎる、そしてややありえない設定。 展開もわかりやすすぎる。 これくらいわかりやすいの、いいよね。 何も考えないで、キュンってして、泣いて、すっきりする。 道枝駿佑、透明感すごいな。 あの顔、あの身長、あの雰囲気だったら、付き合ってみるかってほうに転ぶよな。 だからこそ、ありえない設定。 今夜、世界からこの恋が消えても 2時間1分 2022 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0B6QQ4YQZ/
2024.01.28
ゴールデンカムイ
北海道を舞台に、不死身の杉本と呼ばれた元軍人とアイヌの少女が、 アイヌの金塊が隠された場所を突き止めるために、 その在処が記されている囚人の体を探して回る。 ということでいいのかな。 原作読んでないから、映画を見て得た情報。 山崎賢人はキングダムと同系統のキャラだったので、 服装が違うことだけが違いだったような気がする。 こっちが後発なら、キングダムが良かったからこっちでもやってほしいってなったのかな。 原作を読むべきなのかどうなのか迷うところ。 https://kamuy-movie.com/
2023.12.30
Going the Distance
お互いの仕事の都合で遠距離になってばかりの2人の話。
仕事を取るか、恋愛を取るか。
なかなか自分に響くシチュエーションだった。
仕事を取った結果、うまくいくこともあるんだな。
機内で英語で見てたから、ちゃんと理解できてるかわからないけど。
2023.12.23
PERFECT DAYS
トイレ清掃員の平山は、一人で規則正しく暮らす、穏やかで無口な初老の男性。 朝早く、まだ暗いうちに起きて、歯を磨き、植物に水をやり、 缶コーヒーを飲んで、カセットテープを聴きながら仕事に向かう。 淡々とした日々を追いかけているようで、その中には小さな人間ドラマがある。 役所広司が「第76回カンヌ国際映画祭」で最優秀男優賞ということで気になってた作品。 無口だけど、優しい。 その具合がいい。 あの年代の人が無口だと、どうしても機嫌が悪いように見えてしまうが、全くそう見えないのがすごい。 そして、その無口さが、私の無口さと似ているようで、親近感が湧いた。 いろいろ綺麗に描かれすぎていることでマイナスの評価もあるようだけど、そんなのはどうでもいい。 ドキュメンタリーじゃない。 そういう生活、そういう人間から見える世界があって、それが汚いものではないってことが、良いのだ。 https://www.perfectdays-movie.jp/
2023.12.16
きっと、それは愛じゃない
ドキュメンタリー映画作家のイギリス人女性ゾーイは、 隣の家に住む、イギリス在住で、パキスタン出身のイスラム教徒であるカズの、 お見合い結婚の話を映画にしようと追いかける。 なかなか難しい話で、正解はないと思う。 途中まで、文化を尊重しようっていう結論になるかと思ってたので、最後はそっちに行っちゃうかーと思った。 カズの一家は、祖母以外は新しい考えのイスラム教徒。 ヒジャブもしてないし、お酒とかタバコにもある程度は寛容。 それでも、お見合い結婚(最近では支援というレベルにとどめるらしいけど)は当たり前だと思ってる。 恋愛で結婚したからって幸せになれるわけではないし、 結局は長期間での相性の問題だから、人それぞれケースバイケースなんだけど、 やっぱり宗教となってしまうと、重いよなぁ。 多様な文化を受け入れていくってこういうことだよな、と、 頭の中で、長らく止まっていた部分が動いた気がした。 なんだかちょっと懐かしい感覚。 https://wl-movie.jp/
2023.09.02
ホーンテッドマンション
新たな生活を始めようと大きな屋敷に引っ越してきたギャビーとトラヴィスの親子。 そこが幽霊屋敷であることに気づき、除霊をしてもらおうとするがうまくいかず、 物理学者で幽霊を写せるカメラを開発したベンのところに依頼が来る。 一度踏み入れると霊に取り憑かれることを知らなかった協力者たちは、 どんどん取り憑かれ、屋敷から出られなくなっていく。 そして根本的な解決をしようと、奮闘する。 ディズニーランドの、あのホーンテッドマンション。 もうそのまんまの世界観だし、そのまんま。 だから、楽しかったんだけど、2時間はちょっと長かったかなー。 子どもは飽きちゃうんじゃないかなー。 ホーンテッドマンション https://www.disney.co.jp/movie/hauntedmansion
2023.08.06
トランスフォーマー ビースト覚醒
宇宙で星を食べて自らのエネルギーにするユニクロン。 地球が狙われたことで、地球に隠れていたトランスフォーマーたちが覚醒し、戦う。 その戦いに巻き込まれる人間の主人公が、 病気の弟の医療費も払えない貧しい黒人だったり、 知識や探究心がすごいのにインターンとして軽んじられる黒人女性だったり、 なんというか、黒人がヒーローになるというところに、時代を感じた。 あと、マチュピチュが出てきて、旅したいなーという気持ちも出てくる。 最近見る映画、観光地が出てくるやつ多いな。 説明の台詞が長く続くところがあって、そこはちょっと寝ちゃった気がする。 でも、そんなことはどうでもいい。 話はわかりやすいので、おそらく付いていけてる。 トランスフォーマー、今回は動物のロボットも出てきて、なんかレゴ感あったけど、 やっぱり車からトランスフォームする奴らがカッコいい。 変身シーンは何度見ても、見入ってしまう。 関係ないけど、ミラージュの軽いノリのチャラ男感が、完全に藤森慎吾。 字幕版で見てたので、日本語版の声優なんて関係ないのに、 もし前情報として声優を知らなかったとしても、藤森慎吾が浮かんできただろう。 なんかそれがすごい印象的だった。 トランスフォーマー ビースト覚醒 https://tf-movie.jp/
2023.07.22
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
イーサンの新たなミッションは、鍵を手にいれること。 2つの鍵を組み合わせて使うもので、何に使うのかは明かされていない。 その鍵を持つ人物と接触すると、やはりいろいろな悪党が絡んできた。。 ということなんだけど、AIがテーマの話。 悪意を持った凄いAIがネットに侵入して、 レーダーのデータを改竄したり、防犯カメラの映像を改竄したり、 リアルタイムでデータを書き換えていくもんだから、強すぎる。 って、そのAI、どういう仕組みなんだろうな。 いろんな女性が出てきたけど、誰が誰だかよくわからなかった。 過去作から連続で出てる人もいるのかな。 トム・クルーズがアクションを自分でやってるという情報を知った上で見てるので、 アクションシーンが心臓に悪過ぎて仕方ない。 いやー、すごい。 https://missionimpossible.jp/
2023.05.13
ライフ・イズ・クライミング!
全盲のクライマー・コバと、彼のサイトガイドを務めるナオヤ。 世界選手権で優勝してきたコンビだが、 その二人が、競技ではなく、アメリカの大自然の中でクライミングを楽しむ。 相手が誰であれ、フラット。 たぶんそれって誰でもできることではなくて、 相手のことをリスペクトしてて、信頼関係があるからこそだと思う。 クライミングが好きという共通点があるから、 その関係に入りやすいのはあるのかもしれない。 クライミングの世界がそもそも、年齢とかバックグラウンドをあまり気にしないイメージ。 でも、全盲となってくると、さすがに気を遣うことは多くなると思っちゃうけど、 もちろん気は遣うんだけど、丁重に扱うというわけではなくて、 友だちとして不便なところをサポートするという感じで、対等っぽい関係がイイ。 ナオヤさんってほんと誰にでもそうやって接することができる人だと思う。 そしてコバさんも、会ったことないけど、そういう方なのだろう。 生まれながらの全盲ではなくて、徐々に見えなくなっていったってことは、 見えない中で生きることを、努力して身につけていったわけで、 相当な努力とか考えたこととかあるんだろうけど、 ・・・いやー、すごいなぁとしか言えない。 登っている姿を見ても、もうわけわからん。 あれを見えないで、声だけを頼りに登れるって、すごすぎる。 映画の雰囲気がそういう、真っ当で、真っ直ぐで、対等で、リスペクトがある世界。 だから、昨今私が感じている不安とか、閉塞感とか、そういうものを忘れて、 映画を見ている間だけでも、心を遠く懐かしいところへ飛ばしてくれた。 厳しい世界を生きているからこそ、なのか、 あのような心持ちだから厳しい世界を生きてこれたのか、 どちらにせよ、清々しくて、気持ちのいい映画だった。 『ライフ・イズ・クライミング!』 https://synca.jp/lifeisclimbing/ 小林 幸一郎 鈴木 直也 西山 清文 エリック・ヴァイエンマイヤー
2023.04.08
生きる – LIVING
イギリスの片田舎の役所で働くウィリアムズは、真面目で堅物な英国紳士。 ある日、病院に行ったら末期ガンで余命半年だと告げられ、 残りの時間を有意義に過ごそうと会社を抜け出すが、どう過ごせばいいかわからない。 戻ってきて、事務員だった若い女性マーガレットの生き方を眩しく思い、 自分の生き方を仕事の中に見つけ、全力で仕事に取り組む。 黒澤明の『生きる』を、イギリスを舞台にしたもの。 元の話を知らないけど、純粋に置き換えたものに少し恋愛要素を足してるらしい。 楽しく生きよう、というときに、飲んだくれたり、ストリップショーに行ったり、 そんなことをしたって、楽しいと思えないのはわかる。 そういうのが楽しい人だったら、それまでの人生で既にそういう道を知ってる。 私だったら、自然豊かな場所に行くか、 今までお世話になった方々に順々に会いに行くか、かなぁ。 ウィリアムズの場合は、奥さんにも先立たれているということで、 会いたい人というのもいなかったのかもしれない。 ならば、最後に人の為になることをしよう、という選択もよくわかる。 だから、総じて、よく共感できる映画だった。 特にひねった展開もなく、かなりシンプルだったけど。 生きる - LIVING https://ikiru-living-movie.jp/ 監督: オリバー・ハーマナス 脚本: カズオ・イシグロ キャスト: ビル・ナイ, エイミー・ルー・ウッド, アレックス・シャープ, トム・バーク