2023.08.19

オオカミの家

ストップモーションによるアート作品、といったほうがいいだろうか。
映画というと、なんかちょっと違う気がする。

公式サイトに RULE として、以下のことが書かれていて、
映画を見終わってから読んだけど、納得した。

1. これはカメラによる絵画である
2. 人形はいない
3. 全てのものは「彫刻」として変化し得る
4. フェードアウトはしない
5. この映画はひとつの長回しで撮られる
6. この映画は普通のものであろうと努める
7. 色は象徴的に使う
8. カメラはコマとコマの間で決して止まることはない
9. マリアは美しい
10. それはワークショップであって、映画セットではない

そう、完全に、絵画だし、彫刻だし。
それで長回しで変化していくストップモーションなので、
どんどん変わっていく様を、すげーって、あんぐりして見てる感じだった。

(ちょっと退屈で寝かけた部分もあるけど。。。)

OSRIN がやばいって思うのもわかる。
きっと好きな方向性なんだろうな。

同時上映の『骨』のほうは退屈だったな。
同じ作家さんだけど、ミニ版って感じだったのかな。

個人的に驚いたのは、満席に近いんじゃないかというくらい、お客さんが多かったこと。
こういう系の作品って半分くらいなイメージだったから。。
King Gnu の T シャツの人もいたし、私と同じく OSRIN の影響だろうか。


オオカミの家
http://zaziefilms.com/lacasalobo/
クリストバル・レオン Cristóbal León
ホアキン・コシーニャ Joaquín Cociña
2007年から活動をはじめた二人組のビジュアル・アーティスト

2023.08.19, 18:44 / ☆☆☆
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