2012.07.08
50/50 フィフティ・フィフティ
腰の痛みから病院に行ったら突然ガンだと宣告された27歳のアダム。
ネットで生存確率は50%だということを知るが、当然不安。
悪友カイルに助けられながら、両親との関係、恋人との関係を見つめなおす。
終わってみると、カイルがものすごくイイ奴。
実際に彼の立場だった人が脚本を書いたらしく、つまり実話。
珍しい癌らしいが、あまりアダムが苦しそうではない。
カイルに引っ張り出されて、ナンパしにバーに行ったりしてる。
でも、まだ動けるんだったら、確かに楽しんだほうがいい。
死ぬことを前提にして今を楽しもうと無茶をやるのは、ちょっと悲しいけど、
そうじゃなくて、普段の生活の中の楽しみは継続したい。
両親との関係も、恋人との関係も、このとき改めて見直される。
自分が苦境に陥ったときに支えてくれる人が、ホントに人生を共にしていける人だ。
命を懸けた手術のときなんか、ホントに死に行く人を見送る気分で泣けたが、
明るい気持ちになれる話でよかった。
監督:ジョナサン・レヴィン
出演者:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、 セス・ローゲン、 アナ・ケンドリック、 ブライス・ダラス・ハワード
収録時間:100分
レンタル開始日:2012-07-03