6/12: トドラ渓谷
最初、トドラ渓谷で2泊っていう日程を見て、リラックスタイムだなーって思ってた。
でも丸1日いたけど、ホント遊んでばっかで充実した時間だった。
午前中にオアシス散策、午後にロッククライミング(希望者)、リラックスタイム(プールなど)、
夕方にローカルハマムっていう予定だったんだけど、
ロッククライミングは陽が高くなる前のほうがいいということで、予定変更。
最初にロッククライミング、そしてオアシス散策をしながらホテルに戻ってきてランチ、
午後はしばらくまったりする時間があって、夕方にローカルハマム。
良いスケジュールじゃないか^^
さて出発!と車に乗ろうとしたら、またエンジンがかからない。
今度はしばらくしてもかからず、結局タクシーでロッククライミングの場所まで移動。
我々がオアシス散策をしてる間に、修理屋さんを呼んで直しておいてくれるらしい。
少し歩いて、ロッククライミングの場所に到着。
同じホテルにいた別のグループ(元気なおじさん達)が登り終わるところで、ちょうど我々の番。
渡された装備を身につけ、前回同様特に説明もなく、さぁ登れと。
スラブでわかりやすいルートだったので、登りやすかった。
岩がトゲトゲしていて痛かったけど。
あっさり2本登っておしまい。
装備を片付けて、テクテクと川沿いの道を戻る。
岩肌の迫力がいい。
タクシーを降りたあたりまで戻り、装備類をしまって、
今度はロッククライミングのガイドがオアシス散策のガイドとなる。
畑の小道を通りながら、ときどきこれがジャガイモとか教えてくれる。
お昼時だからか、子ども達がうろちょろ遊んでる。
後で聞いたら、お昼ご飯ができるまで外で遊んでなさいって言われてるんだろうとのこと。
途中で電話があり、無事に車の修理が終わったらしい。
散策を途中でやめたかったら、迎えに行くよーとのことだったが、せっかくなので歩く。
ときどき川沿いの畑ではなく、民家のほうに入る。
1時間ちょっと歩いて、ホテルまで戻ってきていた。
なるほど、川沿いに歩けばあそこまで辿り着くのね。
最後に、草で作ったラクダをくれた。
2頭目だ。
ランチタイム。
喉が渇いていたので、フレッシュオレンジジュース。
あとはタジンとサラダ。
この後は夕方のハマムまでのんびり。
しばらく外の日陰のソファーでぐうたらしてたけど、
でも暑いので、プールに入ってみた。
しばらく一人でパシャパシャと涼んでいて、飽きてきたころ他の人も来たので、
水着を乾かしながら、プールで遊んでる様子を眺めながら、
ビールを飲んで至福の時間。
今までホテルにプールがあっても、ほとんど入ったことなかったけど、
やっぱりクールダウンするにはもってこいなんだね。
入ったあと1時間くらいは涼しかった。
そして夕方、ハマムにGO!!
観光客向けじゃない、ローカルなやつだ。
ホテルから町に向かう人を3人ほど乗せてあげてた。
1人は日本人女性だったけど、会話しなかったな。
(モロッコに来てから初めて見た日本人だったが、
二人の世界に入っちゃってて友達になれなさそうなタイプだった^^;)
道具を持ってなかったので、途中の商店で買う。
垢すりグローブと小分けパックの液体石鹸を2つで20DH。
そして到着。
番台でお金を払って、男女分かれた入り口へ。
おそらく垢すりも頼んでくれたのだろう、1人に1人のおばちゃんが付いてくれた。
1つ目の部屋で服を脱いで、パンツだけの状態になる。(水着だったけど)
2つ目の部屋が蒸し風呂。
そこでお湯をザバーっと雑にかけられて、液体石鹸を身体に塗りたくる。
その状態でしばらく待てということだったので、ちゃんと身体全体に石鹸を塗って、おとなしく待つ。
他のお客さんも1人いて、髪を洗ったりしていたので、洗い場なのかな?って思った。
それから3つ目の部屋に行くのかなー?と思ったが、そのまま2つ目の部屋で垢すり開始。
腕とか、そういう場所をやってるうちは、ちょっと痛いなくらいだったが、
ホント丁寧に全身をゴシゴシ擦ってくれる。
そして、おもしろいくらいボロボロと垢が取れる。
あっちを向け、とか、寝っ転がれ、とか、ジェスチャーで指示される。
自分のものとはいえ、垢の上に寝っ転がるのは・・・とか、そんな躊躇は許されない。
首にもぐいぐい力を入れて擦ってくるし、マジ痛い。
擦り足りないと思われる場所は、何が何でも擦ってくれるっぽい。
腕はそっちの方向に曲がらないんですけど・・・って方向にも曲げられたり・・・
なぜか手の甲を念入りに擦られたのは、日焼けを汚れだと思われたからだろうか?
どれだけ時間が経ったのかわからないけど、全身をだいたい2回以上ずつ擦られておしまい。
最後はまたお湯をザバーっとかけられて、1つ目の部屋に戻れということだったので、
戻って、着替えて、おしまい。
男性陣のほうが時間がかかってたようで、しばらく待ってから出てきた。
やられていた内容は同じようなもので、それを屈強な男に羽交い絞めにされながらやられてたらしい^^
なんだかスゴイ体験をしてしまった。
当初は若干、癒しとかそういうのを予想していたせいか、
不意打ちをくらって戦ってきた!というような、妙な達成感もあった。
町で少し買い物をしたりして、そしてホテルに戻った。
そして夕食。
まだビールが余っていたので、ケバブとポテトフライというツマミ的なものにした。
それからやっぱり、アフリカンドラム。
昨日と同じ感じで楽しんだ。
ここのスタッフさん、ドラムの音がするとすぐに集まってくるが、
自分の仕事が発生するとサッと抜けて仕事に戻るのが、見てておもしろい。
そしてやっぱり、24時ごろにお開きになったのかなー。
エアコンをつけるからってことで、ちょっと部屋に戻ってる間に終わりっぽい感じになってた。
いやー、楽しかった。
この日が、いちばん盛りだくさんな日だった気がする。