2012.03.17
親愛なるきみへ
米軍の特殊部隊で働くジョンは、休暇で故郷に戻ったときにサヴァンナに出会い恋に落ちる。
しかしすぐに軍隊に戻らなければならず、手紙でやり取りをする遠距離恋愛が続く。
彼女のために除隊しようとしていた矢先に9.11が起き、戻れなくなってしまう。
悲しい恋の物語。
ジョンは無口な軍人で、サヴァンナは人気者の女子。
合ってるのかどうかわからないけど、違う者同士で惹かれたというのもあるんだろう。
お互いに一目ぼれで、最初の2週間はホントに幸せそうだった。
そこからいきなり遠距離恋愛になるので、切ない。
ここまでは真っ直ぐなストーリーだったんだけど、9.11以降、何か歯車がずれ始めた。
任期延長と、裏切りと、被弾と、死。
その中で、サヴァンナにはどうしても共感できなかった。
一緒にいられなくて寂しいってのはわかるけど、同情がベースにある行動だからかな・・・
本人が言ってたとおり、自分をよく見せるような行動を取っているわけだ。
ジョンの立場がつらすぎて、悲しかった。
あと、隣人の子アランと、ジョンの父親が自閉症ということになってるけど、
特にアランはただの人見知りの子にしか見えない。
それを自閉症だと決めつけて世話を焼きたがってるのがサヴァンナか。
そういうところも含めて考えると、
ヨリを戻そうとしてきたサヴァンナを突き放したジョンは正解。
と思ったのだが、それでも最後にまた・・・ってのがちょっと微妙だな。
9.11以降の流れがいろいろと混乱気味。
とにかくジョン目線で見ていて、悲しかった。
監督：ラッセ・ハルストレム
出演者：チャニング・テイタム、 アマンダ・セイフライド、 ヘンリー・トーマス、 リチャード・ジェンキンス
収録時間：108分
レンタル開始日：2012-03-02