2010.01.03
私がクマにキレた理由 特別編
大学を卒業後、就職活動がうまくいかず、
そんなときに名前をナニー(子守り)と聞き間違えられたことから、
ホントにナニーをやってみようかと思ったアニーの話。
面接で、あなたは何者か・・・という質問をぶつけられ、
自分は何者なんだろう?とマジメに考えてしまって、就活リタイア。
そんなことがアメリカ、ニューヨークでもあるのか、と、
ちょっと意外な出だしであった。
もっとガツガツ自分を出しちゃうイメージを、勝手に抱いてた。
大量の名刺をもらって何か考えていたとき、
てっきり保育園でも始めるのかと思ったのに、
そうじゃなくってつまんない(笑)
上流階級の女性の子育てへの関心のなさ、
彼女たちがナニーを見下す態度、
大学を出たら階級の違う異性とは付き合えないという風潮。
なかなか差別的で哀しいけど、それがニューヨーク?
というか、セレブの世界?
お金じゃ買えないものが一番大事、
そんなメッセージが隠れているはずなんだけど、隠れすぎ。
もうちょっとガツンときてくれてもよかったんだけどな。
THE NANNY DIARIES が原題、
邦題が妙なせいでいろいろ期待してしまうが、素直に見たほうがいい。