2009.10.25
夜になるまえに
実在した亡命作家、レイナルド・アレナスの自伝の映画化。
キューバ革命に反抗してるという理由で、
ゲイであり、作家であるレイナルドは投獄される。
芸術家には同性愛者が多いということ、
政治と芸術は対立するということ、
それだけで、弾圧される。
自伝だからか、妙に淡々としてるんだけど、
脱獄したり、飛んだり、やってることは命がけ。
それでいて男同士なシーンとかあったりするから、
違う世界に迷い込んでしまった感が増す。
感動的なシーンはなく、
どうしようもないツラさだけはたっぷり残る。