2009.01.26
フリーダム・ライターズ
人種差別と暴力、毎日が戦争のようなロサンゼルスで、
新人教師がクラスをまとめていく。
実話を基にしているらしい。
人種差別を撤廃した学校では、
様々な人種が同じクラスにいるため、学級崩壊状態。
正しいと思ったことは何でも実行してみる教師。
彼らが人種以外には何も違いはなく、
皆同じように、深い傷をもっていると気付かせる。
教師自身がそれを知りたかった面もあるだろうけど、
その姿を通じて、生徒たちも気づいていく。
生徒が素直だったのが良かったんだろうと思ってしまうけど、
でも実話ベースだということは、彼らは素直なのだ。
人種を憎むというのは、憎まれた経験がないとわからない。
私自身、小さい頃は特に日本人としか接していないから、
人種によって敵味方を見るという視点を持っていない。
こういうものなのか、と勉強する気持ち。
あの中に日本人(というか私)がいたら、やっていけないかもしれない。
人種のルツボであることを、アメリカの強みとしたオバマ大統領。
同じ Change というキーワードで、生徒が一つになっていて、
アメリカのキーワードはいつだって同じのようだ。