2021.09.05
恐竜が教えてくれたこと(字幕版)
家族でバカンスを楽しむために海辺の街にやってきた少年サム。 浜辺で兄が骨折してしまい、街の診療所に行ったり、一人で留守番したり。 そんな中、街で出会った少女テスと仲良くなり、テスの父親についての秘密を知る。 子どもが好奇心のままに海辺と街を駆け回ってる間に、 いろんな人に出会い、巻き込まれ、考えて、感じて、経験して、思い出を作っていく。 子どもが子どもらしいのもあってか、その心の成長物語に引き込まれていく。 一人でいることに慣れる訓練って、その考えがおもしろいな。 悲しい思い出を作らないために他人と関わらずに一人でいることと、 いざ一人になったときに寂しくないために、たくさんの良い思い出を作ること。 相反するけど、どっちの感情もとてもよくわかる。 私は大家族で育ったせいか、一人の時間が嬉しかったと思うし、今でもそっちのほうが楽。 でも、自分が心を許した人であれば、一緒にいる時間が良い思い出になる。 結局は、誰と一緒にいるか、だよな。 邦題がダメなパターンの映画だけど、内容はとてもよかった。 原題は My Extraordinary Summer with Tess. 恐竜が教えてくれたこと(字幕版) 1時間24分 2020 監督 ステフェン・ワウテルロウト 出演 ソンニ・ファンウッテレン, ヨセフィーン・アレンセン, ユーリアン・ラッス ジャンル ドラマ