ベツレヘム 哀しみの凶弾
イスラエル諜報機関とイスラム原理主義組織の争いの間で生きる青年の話。
どっちがどっちだかわからなくて、楽しめなかったけど、
銃が身近にあって、遊びや度胸試しにも使われてて、
殺人も身近で、良いことをしてても悪いことをしてても、生きるか死ぬかの日々ということはわかった。
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
かつて有名だった俳優が、再起をかけて舞台に出る。
しかし周りとうまくいかずにトラブルばかり起こしてしまう。
妄想ば急に入ってくるファンタジー。
だけど基本的にネガティブなので、楽しい気持ちにもなれない。
ネガティブファンタジー。
2回も途中で寝ちゃって、でもアカデミー賞だしなぁと思って3回目で見終わったが、
なんでアカデミー賞に選ばれたのか、全くわからない。
リアリティのダンス
軍事政権下で暮らす少女の格好をさせられた少年と、甲高い声で歌い続ける母、厳格な父。
父親の意向で女装を解かれた少年は、男としての行動を父に指導される。
でも彼自身は半ば幻想の世界で生きていて、拠り所はなかった。
ドラマでもなく、夢の中の話のようなファンタジー感。
でも、全裸の男、女性の小便、肉を引きちぎられたロバなど、グロい。
人の奥底にある見てはいけない一面を、強制的に見せられているような不快感。
途中まで見てたけど、これは楽しくないぞ?と思ってから、早送り。
最後まで大きな転換はなさそうだったので、合わなかったな。
リスボンに誘われて
自殺しようとしていた女性を助けたら、その人が持っていた本が気になり、
リスボンまで著者を訪ねていったところ、著者は波乱の人生を歩んでいたことを知る。
サスペンスとかそっち系だったのね。
感動ドラマを期待していたのに、間違った。
眠くて眠くて、内容が頭に入ってこなかった。
ラブファイト
いじめられっこの稔は、小さい頃から幼馴染のアキに助けられてきた。
それが嫌でボクシングを始めたが、それがアキにバレてしまい、アキもボクシングを始めた。
素質のあるアキはどんどん上達していく。
んー、恋愛要素も薄いし、ボクシング要素はほとんどないし、
青春って感じもあんまりなかったし、残念。
ソング きみに捧ぐ愛の歌
2世歌手のジェッドは、田舎町で一目惚れした女性ローズと結婚。
しかし、歌手として成功するにつれ、ツアーに駆り出されて帰れなくなってしまう。
そんなとき女性ミュージシャンのジェルビーがジェッドと浮気するため迫ってきて、流されてしまう。
ものすごいテンポで話が進んでいくのにビックリした。
後半になって少しずつゆっくりになっていくけど、それでも展開早い。
ローズがかわいそうだけど、一緒に来てほしいと言われたときに付いていけばよかったのに、と思うし、
断られたジェッドもかわいそうだけど、そこでジェルビーにいっちゃうかーとガッカリするし、
ジェルビーはホント気持ち悪くて近づきたくないタイプの人間だし。
えーそっち!?っていう決断ばっかり。
なんかすごい共感しどころがなくて、あーあとガッカリすることが多かったなぁ。
最後の最後の最後で、ようやく安心した。
暗殺教室
タコみたいな宇宙人が地球を破壊しようと計画していて、
中学生が暗殺してくれるなら計画をやめるよって、中学の先生をしてる。
なんだこの無理矢理な設定。。
物騒というか、教育に悪いというか、変。
どう見ても中学生に見えないし。。
見えるのは清史郎くんくらいで、あとは高校生、大学生にしか。。
私の優しくない先輩
病気持ちの女子高生ヤマコが、暑苦しくウザイ部活の先輩に翻弄されながら、
想いを寄せる南先輩や、陰のある同級生キクコと共に学生生活を送る・・・
ストーリー的には、ヤマコの片想いがどうなるか?ってくらいで、大きな話はなく、
まぁ高校生活なんてそんなもんよねって気もするしなぁ。
はんにゃ金田を久しぶりに見たなぁというのが率直な感想。
ウィークエンドはパリで
結婚30年の記念日にパリ旅行に出かけた熟年夫婦。
金銭感覚も合わないしセックスレスだし、ケンカばかり。
でも一緒にいるうちに隠していたことをポツポツ話したりして、距離が近づいていく。
奥さんのほうの派手な金銭感覚は理解できないし、
旦那さんのほうがマトモな人間な気はするけど、そこまで共感できないし、
なんなんだろうなーこの違和感・・・というモヤモヤしたまま終わっていってしまった。
オーバー・ザ・ブルースカイ
カントリーミュージシャンのディディエと、タトゥーデザイナーのエリーズ。
エリーズの思わぬ妊娠が発覚してから結婚して家を持ち、幸せな生活が始まったところで、
娘が白血病だということがわかり、夫婦の生活の中心は彼女の闘病となった。
アメリカのテキサス州とかの風景に見えるけど、そういうのに憧れてそうしてるだけで、ベルギー。
さらに、時間がちょこちょこと前後していてわかりづらかった。
ディディエがカウボーイ生活に憧れるけど、かなり論理的・現実的で、
エリーズは逆に空想を楽しめるタイプで、二人の性格は違う。
もちろん違うから良いということもあるわけだけど。
望まぬ妊娠だったり、病気は誰のせい?って詰めあったり、
想定外のことが起きていがみ合う夫婦の像ばかりで、見ていて辛いし嫌な気持ちになる。
励まし合うとか、助け合うとか、思いやる気持ちとか、あってほしいものだけど。