2010.10.17
ザ・フォール 落下の王国
スタントで大怪我を負った上に恋人に振られたのか、
病院にいながら自殺を考えるスタントマンのロイ。
腕を骨折して入院してる少女アレクサンドリアに空想物語を語る。
空想の中の話なので、途中でキャラ設定が変わったり、
不思議なことが普通に起こるフワフワとした状態。
なぜこれに4年の歳月がかかってるんだろう?
(物語とは関係ないのに)世界遺産を舞台にしたからかな?
そもそも、ロイが少女に空想話をし始めたのは、
モルヒネの瓶を盗んできてもらうため。
自殺願望の強いロイの作る話だから、どんどん人が死んでいく。
5歳の少女にふさわしい物語ではない。
それをロイ自身もわかっていながら、
ストーリーを変えないで話し続けるのが残酷だった。
暗い話である。
途中、世界のいろんな名所が出てくる。
インドで、アーグラー城からタージマハルを眺めるシーンがあって、
まだタージマハルの姿が出てないときに、城の庭を見て、
あ、あそこだ!って気付いたのが嬉しかった。
ちょうどインドの写真を整理した直後だったので^^