2010.05.22
ラースと、その彼女
彼女がいなくて、人ともあまり関わらない青年ラース。
ある日会社の同僚からリアルドールの存在を教えられて購入。
なぜかリアルドールを彼女と思い込み、デートを重ねる。
リアルドール、本当は性的な玩具なわけだけど、
それをそう扱わないところが、ますます妙。
妄想の世界に入り込んでしまったラースを、
町の人々が優しく受け入れる。
もちろん、キモイ。
だがそれを精神的な病気だと認めて、
彼が治るまで、付き合ってあげようというのが優しい。
なんで妄想の世界に入っていってしまったのか、
その辺は結局のところ、よくわからない。
ただ、見守るということを描いた映画である。