2010.03.16
きつねと私の12か月
10歳の女の子リラ。
学校の帰り道に通る森で、ある日キツネを見かけた。
キツネを気にいった彼女は仲良くなろうと森に通う。
可愛いだけの映画かと思っていたら、
けっこう自然の厳しさや人間のエゴなんかも描かれていて、
なかなか考えさせられる。
リラも家のすぐそばだとはいえ、
あんな広大な自然の中を一人で遊びまわるなんて、すごいや。
私が小さいときなんか、
隣の公園の裏にあるドブで遊んだことが、
精いっぱいの遠出だった気がするのだけど。。
そんなんだから、見ていてハラハラしっぱなし。
間違えてリラが撃たれちゃうんじゃないか!?とか、
崖から落ちちゃダメだよ!とか、
癒されるはずの光景すら危なっかしくてしょうがない^^;
子どもならではの好奇心と残酷さから、
大人を介さずに学び、成長していく様はなかなか良い。
どうやって撮ってるんだろう?というような動物たちの姿がたくさん。
メイキングとかあったら楽しかったのに、なくて残念。