2009.11.15

ラスト、コーション

日本占領下の上海で、抗日運動に参加する大学生が、
特務機関のリーダー・イーを殺そうと企む。
 
大学の演劇部のメンバーが、
いろいろ装って演技して、トップクラスの人間に近づく。

ということで、
だいぶサークルの延長な雰囲気のやつもいるが、
夫人役の彼女だけは、けっこう本物に見えてしまい、
それだけで成り立っていると思うと命がけ。

立場上誰のことも信じることができないイーが、
唯一、と、彼女を信じてしまうのが切ない。

そのイーが、トニーレオンだから、良い。

哀愁漂い、相手を見透かすような視線とか、カッコよすぎる。
それだけで見た映画だけど、それだけで良かったと思えてしまう^^
 


2009.11.15, 12:44 / ☆☆☆☆
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