2009.10.12

この道は母へとつづく

孤児院で育ったワーニャくん6歳、
イタリア人夫婦の養子として選ばれて、孤児院を出ることになる。

そのとき、別の子の母親が現れたが、
すでに養子に行ってしまったため、母と子は会うことはできない。
それを知って、養子になることを拒み、母を探すために脱走する。
 
これが実話ベースだということに驚いた。

自分が捨てられたのか、拾われたのかもわからない。
自分の名前が本名なのかどうかもわからない。

母親に会えるかどうかもわからない。
そもそも母親が生きてるのかどうかもわからない。

そんな何もわからない状態であっても、
目の前の裕福な生活を捨てて、本物の親を探すほうを選んだ。

たとえ、親を見つけられる可能性が1%で、
イタリアで何不自由ない生活ができる可能性が99%だとしても、
それをひっくり返すだけの気持ちがあるわけだ。

激しく感動というよりは、ドキドキしながら応援。
感動したのは何気に包帯のシーン。
ラストも静かでよかった。
 


2009.10.12, 10:25 / ☆☆☆☆☆
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