2009.07.12

ぼくの大切なともだち

パーティの席で、親友がいないことを指摘された中年男。
自分には友人がいるはずだと言い張り、賭ける。
そして証明するために友人を探すが・・・
 
親友、いますか?
本当の友達、いますか?

って、終始問いかけられているようで、
思わず我が身を振り返ってしまう。

たぶんいると思う・・・と思っても、
じゃあ証明してください、と言われると、確かに困る。
 
パーティで同席している人も、仕事仲間も、
あなたには友人がいないとキッパリ言い放つ。

それって、私はあなたの友人ではありません!
と拒絶しているように見える。
言ってるほうも言ってるほうで、冷たい。

賭けちゃったもんだから、友達を作るために、
感じがよくて友達が多そうに見えたタクシー運転手に
友達を作るための教えを乞う。

何でもお金で解決しようとしたり、
見返りを求めたり、
そういう基本的なところから直さないとムリ・・・。

そこが根本的にわかってないから、
この人はダメなんだろうなって、簡単にわかるうちは単純。

ただ、そのタクシー運転手も、
感じがよさそうな裏側には、いろいろ抱えている。
それが見えてきてからは、ちょっと深い話になって良かった。
 
親友の定義って難しいよね。

金銭面の援助とか命を助けるとか、
そういう大袈裟なもんじゃない気がするし、

感じ良く・誠実に(あと1こ何だっけ・・・)とかは、
入り口に過ぎない気がするし、

信頼感とか、安心感とか、
そういうわかりにくいものが大きい気がする。
 


2009.07.12, 12:42 / ☆☆☆☆
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