2009.01.19

愛されるために、ここにいる

フランス映画。
人生に疲れ果てた初老の男と結婚を目前に控えた女が、
タンゴ教室で出会い次第に惹かれ合っていく。

素直になれなくて、すれ違って、分かり合えなくて、切なくて。
激しい出来事はないのだけど、
静かにドキドキする。

本心を素直に伝えられたら、
切ない気持ちというのは生まれないのかもしれない。

初老の男性の息子、年老いた父親、
結婚目前の女性と婚約者、家族。
それだけの狭い範囲の交流なのだけど、心は動かされる。
 


2009.01.19, 09:48 / ☆☆☆
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