バベル
日本、モロッコ、アメリカ、メキシコにまたがってつながっていた事件。
謎解きをするのがメインではなく、
気にしてなくても実はつながってるんだぞ、という気付きがメインか。
事件はつながっていても、海を越えた事件までは頭が回らず、
目の前の生活のほうが大きい。
でも原因を探っていくと、つながっている。
モロッコの事件の場面が全てを結び付けているし、
そこがいちばん素直に見ていられる。
そのときの被害者側のアメリカ人たちの場面では
偏見や言葉や文化の違いといったフラストレーションがあり、
イライラしっぱなしで物事がうまくいかない。
その裏側のメキシコの場面でも、やっぱり偏見とか文化の違いとか、
あとは格差とか、そういうフラストレーションがあって、
見ていてイライラしたりする。
世界をまたげば、いろいろ違い、
同じ人間のはずなのに、いろんな面で通じないこともあり、
それが大きな摩擦を呼んでいる。
この3つは、同じ種類の感情で見ていたけど、
やっぱり日本のシーンというのは見方が違ってしまうのか、
同じテーマとして見ていられなかった。
なんで日本はああいう描き方をされたんだろう。。
それがなければ、もうちょっと素直に見られたかもしれないのになぁ。
日本のシーンは、他の国のシーンよりも、
極端な例だけ切り取ってたような気がする。
そこもある種の偏見なのか、別の意味でフラストレーション。
菊池凛子が話題になってたから楽しみにしてたはずなのに、
脱いだのはそんな理由?っていう残念な結果。
日本人に対するある種の偏見、すぐやらせてくれる、みたいな・・・。
本題よりもそっちが描かれてた気がしてならない。