2008.07.27

バベル

日本、モロッコ、アメリカ、メキシコにまたがってつながっていた事件。
謎解きをするのがメインではなく、
気にしてなくても実はつながってるんだぞ、という気付きがメインか。
 
事件はつながっていても、海を越えた事件までは頭が回らず、
目の前の生活のほうが大きい。
でも原因を探っていくと、つながっている。

モロッコの事件の場面が全てを結び付けているし、
そこがいちばん素直に見ていられる。

そのときの被害者側のアメリカ人たちの場面では
偏見や言葉や文化の違いといったフラストレーションがあり、
イライラしっぱなしで物事がうまくいかない。

その裏側のメキシコの場面でも、やっぱり偏見とか文化の違いとか、
あとは格差とか、そういうフラストレーションがあって、
見ていてイライラしたりする。

世界をまたげば、いろいろ違い、
同じ人間のはずなのに、いろんな面で通じないこともあり、
それが大きな摩擦を呼んでいる。
 

この3つは、同じ種類の感情で見ていたけど、
やっぱり日本のシーンというのは見方が違ってしまうのか、
同じテーマとして見ていられなかった。

なんで日本はああいう描き方をされたんだろう。。
それがなければ、もうちょっと素直に見られたかもしれないのになぁ。
 


 
日本のシーンは、他の国のシーンよりも、
極端な例だけ切り取ってたような気がする。
そこもある種の偏見なのか、別の意味でフラストレーション。

菊池凛子が話題になってたから楽しみにしてたはずなのに、
脱いだのはそんな理由?っていう残念な結果。

日本人に対するある種の偏見、すぐやらせてくれる、みたいな・・・。
本題よりもそっちが描かれてた気がしてならない。


2008.07.27, 08:31 / ☆☆☆
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