2007.06.02

トゥモロー・ワールド

子どもが生まれなくなって18年経過した未来の世界。
未来は暗く絶望的であるという見通しからスタートするところは
なかなかの思い切りであり、悲壮感が漂う。

その混沌とした、まるで未来とは思えない荒れ果てた世界で
ひそかに妊娠をしていた不法入国者がいた・・・。

ということなのだが、その後の展開は特に無く。

赤ん坊が誕生し、銃撃戦の中を逃げる。
そこで泣き声が響くと、まるでキリストのように崇められるのだ。
唯一の未来として。。。

ただ一人の赤ん坊で世界が変わるかなんて、
あの暗く荒れた世界だったら誰も信じられないと思うけど、
未来に繋がる糸口がただ1つでもあることが大事なんだ。

自分に子どもがいないからか、
赤ん坊は未来である、と、そこまで切実に感じたことはないが、それは確かなこと。
子ども欲しい・・・。
 


2007.06.02, 01:41 / ☆☆☆
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