2007.04.15

グローリー・ロード

アメリカのバスケットボール界における黒人差別と闘った
ドン・ハスキンスコーチの自叙伝

当時試合に黒人が出場することはタブー視され
才能されあれば積極的に登用してきたハスキンスは
異端児扱い。

まずはチーム内での差別がなくなること。
それが出来てきて、チームは強くなった。

そして彼の指導でチームが強くなり、勝ち進むと
黒人差別の攻撃が全米からチームを襲うのである。
チームの白人選手も同じように被害者。

そこから、黒人は劣等者じゃないことを見せ付ける、
その一点に試合の焦点が絞られていく。

差別の実態と、それと闘う勇気。
それは黒人だけでなく、白人にも必要なものだったのである。

そういう視点からのバスケットボールの試合だったけど、
試合そのものも感情移入できるから、余計に熱い!

ただ団結して勝つスポーツものとは全然違う。


2007.04.15, 23:47 / ☆☆☆☆
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