2007.01.15

シン・レッド・ライン

ガダルカナル島での米軍と日本軍の戦い。
最初っから、なんで戦争してるんだろう?という虚しさしかない。

眠いときに見始めたら、開始10分で寝てしまったくらい
話の流れってものがあまりなく、
よく知らない他人の日記という感じで、淡々とした描写が続く。
戦争やってる身としては、話の流れなんてないんだろう。
(ということを表現していたことにしておこう)

米兵がどんな気持ちで戦争に参加していたか。
誰もがヒーローになりたい!と思っていたわけではない。
勲章を欲しいと思えるような絶対服従の人間がリーダーとなり
兵士の命を守ろうとするリーダーは降格されて本土へ送り返される。

そうして、何が本当に大切なのか、何のために戦っているのか、わからなくなっていく。
そんな葛藤の中にいて、戦わなければ殺される。
殺さなければ殺される。
そういったいわゆる戦争を描いた映画である。

やはり辛い戦いの中で心に思い描くのは、
家族や愛する人との幸せな生活であり
戦争中に離婚を言い渡されるのって、ツライだろうなぁ・・・とか
完全に独り身の人間は、何としてでも勝って生きて帰ろうと思えるのだろうか?とか
そんなことを考えてしまった。

本当に戦争って何のためなんだろう?
その虚しさだけが残る。
 


2007.01.15, 00:15 / ☆☆☆
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