2022.07.09
アルピニスト
若くして様々な難しい壁を登攀していったマーク・アンドレ・ルクレールの、 クライミング人生を追いかけるドキュメンタリーを作る、というドキュメンタリー。 SNSもやってなくて、知る人ぞ知るという存在だったマークに目をつけて、 ドキュメンタリーを作ることをなんとか許可されたけど、 途中でいなくなってしまい、どこにいるかもわからず、、、 単独登攀をしたいときには絶対に誰にも知らせずに、 見ている人すらいないという完全な一人であることを信条としているという、 なかなかアートな感覚で登っているマークだった。 そう、意味なんてなくて、アート。 登っている映像は、おそらくドローンで撮ったんだろうけど、 最初からなかなかすごくて心臓に悪い。 ただでさえ難しい壁なのに、それをロープなしなんて、、本当に意味がわからない。 そして、それができてしまうのもすごい。 岩だけじゃなくて、雪と氷とミックスなんて、本当にもう、、怖い。 かつてのクライミング文化のこととか、久しぶりに思い出した。 ヒッピー系の文化なんだよな。 最近はボルダリングの流行りのせいで、全然違う感じになってるけど、 マークは、その元々のヒッピー文化の中にいたんだな。 途中、語りが長いところでちょっと寝ちゃったようで、 気づいたら、マークが亡くなってた。 もう一度見にいくべきか・・・? https://alpinist-movie.com/