2021.10.10

スターダスト

デビッド・ボウイがまだ有名になる前、自身のツアーを行うためアメリカに渡った。
しかし、ビザもなく、何も用意されてなく、ツアーはできなかった。
そこの記録はあまり残されていないとされていたが、
アメリカから帰ってきて、ジギー・スターダストとして大ブレイクした。
アメリカで何があったのかを描いた映画。

デビッド・ボウイについて、ほとんど知らない。
あのちょっと派手な衣装の姿だけ知ってるけど、曲を知らない気がする。
映画の中に出てきた曲も、知らなかった。

でも、あの衣装は強烈に印象に残っているし、只者ではないことはわかる。
だから、興味を持っていた。

精神病、ドラッグ、そういうものが背景にあった。
そこについては、予想を裏切るものではなかった。

日本の着物とか歌舞伎とか、そういうものはその時すでに好きだったようだった。
女物の衣装についても、最初からそういうことになっていたが、
特に女装壁とかそういうものではなく、娼婦をモチーフにしてると言っていた。

いろんな情報が、断片的に出てきて、それをつなぎ合わせるのはこっち。
明確に何があったのかは、描かれていないのだ。

でも、演じることで、自分の精神状態を保とうという意図はわかった。
演じる中で、自分の本当の感情の部分だけを具現化するのだ。
繊細な人なんだろうなと思っていたけど、分裂しそうなくらい繊細だったんだな。

http://davidbeforebowie.com/


2021.10.10, 19:53 / ☆☆☆
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