2016.04.03
アリスのままで
大学で言語学を教えるアリスは、物忘れがひどくなってきたので病院へ行ったところ、
若年性アルツハイマーだと診断される。
徐々に消えていく記憶能力、それを受け入れられないアリスと家族の葛藤を描く。
思ったよりも速いペースで、アルツハイマーが進行していく。
高学歴だったり知的な仕事をしている人の方が、そして若年性のほうが急激に進むらしい。
それだけに、下り坂が急すぎて、自身も周りもショックが大きいのもよくわかる。
ネタバレではあるけど・・・
アリスが頭の良い人だから、ここまで進行したら自殺を・・・と考えてセットしてしまうところなんかは、
ちょっと現実味としては薄いにせよ、たしかにそういうことも考えるよなーと思う。
全てを忘れて生きて行くのは難しいし、悲しい。
人が生きて行く上でのルールとか、そういうのが全部ない世界だったら、生きていけるのかなぁ。
トイレのシーンを見て、そんなことも考えてしまった。
なんにせよ、自分も周りも悲しいだけの病気、なりたくない。
なってしまったら、どうしよう。
監督:リチャード・グラッツァー、ウォッシュ・ウェストモアランド
出演者:ジュリアン・ムーア、 アレック・ボールドウィン、 クリステン・スチュワート、 ケイト・ボスワース
収録時間:101分
レンタル開始日:2016-01-06