2015.01.17
ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン
アメリカのロックバンド、ジャーニー。
大人気のボーカル、スティーヴ・ペリーが脱退してから、新たなボーカルをYouTubeで探していた。
メンバーが心を奪われた声を持っていたのは、フィリピンのマニラに住むアーネルだった。
ジャスティンビーバーもYouTubeだったよなーとか思うと、YouTubeの力すごい。
見ていて、ジャーニーを好きになる。
フィリピン人が入ったことで、一気にインターナショナルなバンドになったというメンバーの感想が好き。
元々のメンバーたちも差別とかしない兄貴たちで良いし、アーネルも純粋で素直で良い。
前のボーカルの人気を知っていて、自らも大ファンだったアーネル。
似せて歌わなければいけないことも理解していて、それが仕事だと割り切りつつ、
憧れのジャーニーと一緒にステージに立てることを心から嬉しく思っている姿が、見ていて幸せな気持ちになれる。
かなり長い間ずっとオーディションが続いてると思っていたというのも、おもしろい。
自分の作曲が全然売れずに、カバー曲だけが求められたという過去があったからこそ、
その状況もちゃんと飲み込めたんだろうなと思うと、過去の経験は生きるものだとしみじみ感じる。
アーネルの声はもちろんだけど、こういう性格もあって、前からのバンドファンにも受け入れられたんだろうな。
幸せな気持ちになれる映画だった。
監督:ラモーナ・S・ディアス
出演者:ニール・ショーン、 ジョナサン・ケイン、 ロス・ヴァロリー、 ディーン・カストロノヴォ、 アーネル・ピネダ
収録時間:105分
レンタル開始日:2013-09-04