2014.12.08

her/世界でひとつの彼女

妻とは離婚を待つだけの別居状態で、手紙の代筆という仕事をして寂しく暮らすセオドア。
人工知能を持ったOSが発売されたので、興味を持って購入したところ、思った以上に人間っぽい。
そして、PC内の人格であるサマンサに恋をし、恋人として付き合っていく。

近未来SFということでいいのだろうか。
2次元の世界に恋をしてしまった・・・みたいなよくありそうなものではない。

大きく違うのは、彼女には見た目というものが存在しないこと。
だから、2次元の彼女ではなくて、電話でしか会話できない遠距離恋愛みたいな感じになる。

人工知能の彼女も、インターネットの世界に出られるからか、外部との交流ができる。
自分の思い通りにならないPCというのも、不思議な感覚だ。
そのPCしか持ってなかったら何かと困りそうだけど。

音楽だけのシーン、暗い部屋のシーンが多くて、眠くなってしまった。

her/世界でひとつの彼女
監督:スパイク・ジョーンズ
出演者:ホアキン・フェニックス、 エイミー・アダムス、 ルーニー・マーラ、 オリヴィア・ワイルド、 スカーレット・ヨハンソン
収録時間:126分
レンタル開始日:2014-12-03



2014.12.08, 20:53 / ☆☆☆

3 Responses to “her/世界でひとつの彼女”

  1. とみざわ より:

    ホアキン・フェニックスが好きなのでみましたが、
    この映画、たしかに評論家受けもよく、よくできた
    近未来SFでしたが、冗長でした。

    90〜100分に切っていたら、大傑作になっていたと
    おもいます。

    • mera より:

      そうですね、そのくらいの時間で充分に内容が入ってたと思います。

      この映画、そんなに未来っぽくなくて、ちゃんと現代とつながってそうなところが絶妙でした。

  2. とみざわ より:

    ジョニー・デップが小作品で高評価を受けていた頃に撮った
    『ニック・オブ・タイム』は本当に面白いので、オススメです。
    時間の展開が本当に絶妙です。