2014.11.09
ローン・サバイバー
タリバンと戦うためにアフガニスタンに送られたアメリカ軍兵士。
村の偵察を担った4人が、家畜の散歩に来た農民と遭遇してしまう。
そして本部と連絡が取れないまま、多くのタリバン兵に襲われ、銃撃戦を展開する。
THEアメリカの映画であり、軍人はヒーロー。
生死をかけるような厳しい訓練を耐え抜き、晴れて精鋭部隊に入れた主人公たち。
本部と連絡が取れず、指示をもらえず、応援も来ず。
何度も撃たれながら撃ち返し、タリバン兵をどんどん殺していく。
アメリカ兵は不死身かと思わせる。
崖を転がり落ちて逃げるとこなんて、あれだけで死んだって不思議はない。
実話ってことを知った上で見てたので、誰かが生き残るってわかってたのが残念かもな。
無実の人を助けたのは良いことなはず。
なのに、それが結果として多くの命を落とす結果に繋がる。
だから戦争なんてやっちゃいけないんだ!と思うのだけど、
特にそういうメッセージには繋がってないところが、THEアメリカ映画。
村人に助けられたとき、相手の言葉をわかろうとせず英語で押し通す。
それで理解してもらえないと、相手が敵意を見せてないのに武器を突き出すのは何だかなーと思った。
敵国の言葉が少しくらいわかってたほうが何かと良いんじゃないのかなー。
とはいえ、私が村のシーンでわかったアラビア語はマケインムシュケルだけだったけど。
実話ということで、最後のあの村が、あの後タリバンに襲われてないことを願う。
監督:ピーター・バーグ
出演者:マーク・ウォールバーグ、 テイラー・キッチュ、 エミール・ハーシュ、 ベン・フォスター、 エリック・バナ
収録時間:121分
レンタル開始日:2014-09-02