2010.06.07
スラムドッグ＄ミリオネア
インドのスラム街育ちのジャマールが、
ミリオネアに出演し、最後の１問までたどり着く。
無学なはずの彼は不正の容疑で警察に捕まり拷問を受ける。
CMで見て予想していた通りの内容ではあるが、
彼の生きてきた道が濃くて、飽きなかった。
これぞインド、と言っていいのだろうか。
どんな状況でも逞しく生きていく兄弟の姿が、
痛々しかったけど、爽快でもあった。
兄と弟の生き方の違いも、心苦しい。
自分のことで精一杯な環境の中で、
誰かを愛して正直に生きるって、誰にでもできることじゃない。
ずっと、まっすぐなところが良い。
観光客が行くようなところとは、あんまり関係ないって、
少し思ってたけど、
旅行中に見たインドよりも、何倍も濃い。
これを見てから行ったらまた少し見方が変わると思う。
タージ・マハルの靴が売りさばかれてたり・・・、今でもあるのかな。
私もこの映画見たよ～。
スラム街は行かなかったけど、
物乞いの家族の子供が腕か足に包帯を巻いていて、
そこから赤い血がにじんでいるのを街角で見たので、
（直視出来なかったので本当かわからないけど・・・）
この映画は見て考えさせられました。
ダンスのシーンとかインドらしくっていいよね～。
現地でテレビ見た？踊りばかりじゃなかった？（笑）
スラム街は気楽に入れるところじゃないよね・・・見世物じゃないし。
だから、この映画、見たことのない世界で考えさせられたよ。
現地であんまりテレビ見なかったかなぁ。
最後のダンスは、らしくて良いね！