2008.10.04
ラスト・ホリデイ
自分としては元気なはずなのに、医者に余命3週間と宣告され、
手術するには莫大なお金が必要ってことで、
それならば全財産を使って、取っておいた夢を叶えちゃおう！と決めた。
そして豪快に、真っ直ぐに夢を叶えるために時間を使う彼女が、
その思い切りの良い態度で、
腹黒い方々に警戒されながらも、人生を楽しむ。
いやー、自分だったらどうするだろう？と考えた。
余命3週間と言われて、あそこまで思い切りよくなれるか？
人生の全ての夢を（いつかのために半ば諦めて）取っておけるか？
今の全財産を使ったところで、あんなに貯まってないし、何ができるだろう？
でも彼女は、全てを使い果たしたようでいて、そうではなかった。
要は、時間とお金の使い方次第で、実は人生を変えることができたのだ。
そう考えると、自分の本当にしたいことは何だろう？
それだけを達成するためなら、自分の行動は決まってくるんじゃないか？と。
もちろん自分の行動だけじゃ叶えられない夢だってあるけど、
余命３週間なら、ダメ元で動けちゃいそうな気もするし、
自分の行動を変えることにつながる。
ストーリーは先が読めちゃうくらい単純な流れなんだけど、
それ以上に自分の場合どうする？ってことを考えてしまって、
なかなか楽しくみることができた。