2008.08.02
サイドカーに犬
母親が家出し、父の愛人がやってきた。
そんな家庭での淡々とした日々。
ダメな大人がたくさんいた。
その中で、ヨーコさん(竹内結子)は、路線が違う。
愛人という立場を取ってる以上、それなりにダメなんだろうけど、
大人としては、”意外に”まとも。
カオルからすれば、母親とは正反対の人。
だからこそ、母親ではなく、
お姉さんとして、魅力を感じたのだろう。
完全な管理者としての大人ではなく、子どもの部分がたくさんある大人。
そんなヨーコさんに接するうちに、カオルも子どもらしさを見せていく。
ああいう子ども、たくさんいると思う。
たぶん私もああいう類だったんだと思う。
でも、ああいうヨーコさんみたいな大人、あんまりいない気がする。
だからこそ、魅力的。