2019.03.04
ワンダー 君は太陽
先天性の病気で生まれてすぐから整形手術を27回も受けてきたオギー。
引きこもって自宅学習を続けてきたが、両親は新学期から普通の小学校へ行かせることにする。
最初しばらくは怪物扱い・菌扱いをされていたオギーだが、
実は賢くてユーモアがあるということに気づいた子が友達になっていった。
見た目だけなんだけど、見た目は第一印象でもあるわけで・・・
やんちゃ盛りな子どもの中であれば、当然のようにイジメの対象になる。
この映画で意外だったのは、オギーの物語だけではなかったこと。
中心にはオギーがいるが、母親も問題を抱え、姉も問題を抱え、姉の友達も、オギーの友達も、ワンコも?
みんなそれぞれに悩みを抱えて葛藤して、日々を生きている。
そういう意味ではみんな同じはずなのだ。
だんだんと時間がたつと、顔がみんなと違うとか、気にならなくなっていく。
オギーの周りの子たちもそんな感じで、慣れていく。
みんなで助け合って、見た目じゃなくて心で通じ合っていければ、心地よいだろう。
すごい感動したし、爽快な気分だったし、愛おしくなったし、よい映画だった。