2016.03.19

ニュー・シネマ・パラダイス

戦後の田舎町、上映される映画が唯一の娯楽。
映写技師のアルフレッドを慕って、勝手に映写室に入ってくるトト君。
頭が良くて勉強もできるイタズラっ子で、映写技術をアルフレッドから引き継いだ。

アルフレッドが働けなくなり、映写技師を引き継いだが、徴兵により戦地へ。
親に反対されていた最愛の女性とも離れ離れになってしまい、孤独に年を取っていく。
そして30年後、アルフレッドが亡くなり、ようやく田舎に帰る。

3時間の超大作か。
長いんだけど、少年期、青年期、初老期の3つの話を連続で見たくらい、ちゃんと全体に内容があった。
そして、聞いたことのある音楽が多くて印象的だった。

少年のトトが可愛くて、少年期の話はそれだけで全て許せる^^
好奇心で目がキラキラしてるの、いいなぁ。

青年になり、大人になり、悲しい恋もあり、うまくいかない人生ってものを感じる。
あのときどうすればよかったんだろう・・・と思うことって、やっぱりあるよね。
後悔しない選択をしたつもりでも、やっぱり振り返ってしまう。

古い映画かと思って見てたら、最後の初老のシーンでは、完全に現代。
あれ?けっこう最近の話なんだ、とか思ってしまったが、親の世代の話かと思ったら納得した。

わかりやすくて、ユーモアがあって、好きなタイプの映画。

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演者:フィリップ・ノワレ、 ジャック・ペラン、 アニェーゼ・ナーノ、 サルヴァトーレ・カシオ、 マリオ・レオナルディ、 ブリジット・フォッセー
収録時間:175分
レンタル開始日:2002-02-22



2016.03.19, 18:41 / ☆☆☆☆☆
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