2014.05.18
クロワッサンで朝食を
エストニアに暮らすアンヌは、母親が亡くなったことで介護生活が終わった。
フランス語がわかるということで、パリに住むエストニア人の家政婦という仕事が舞い込む。
意を決して行ってみると、気難しい老婦人の世話という難題だった。
邦題に惹かれてしまったが、全然内容に合ってなかった。
明るい感情は持てない映画だった。
原題は『Une Estonienne a Paris』で『パリのエストニア』という意味らしい。
気難しい老婦人が、家政婦に対して冷たい言動を取り、家政婦が怒り悲しみ・・・。
見ていて気持ちのいいものではない。
でも、この老婦人、もともとは歌手だったのか昔は男性にモテてた様子。
その名残で接点のあるカフェオーナーのおじさんも昔は愛人だったらしいが、
家政婦を頼むなど世話を焼きつつも自分では世話をしたくないようで愛想を尽かしてる。
人間関係が切ない。
他人に冷たくされたから人間関係が冷えたのか、人間関係が希薄になってきたから他人に冷たいのか、
もはやよくわからないけど、彼女が人間関係が苦手ということはわかる。
監督:イルマル・ラーグ
出演者:ジャンヌ・モロー、 ライネ・マギ、 パトリック・ピノー
収録時間:95分
レンタル開始日:2014-02-04