2012.05.20

改造

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もともとは肩かけのポシェット型。

買ったのはいつだかわからないくらい前なのだが、
掃除の中で発掘して、この前ヨルダンに持っていってみた。

リュックとカメラのヒモとこのバッグが一緒になるとこんがらがるし、
肩にかけるには小さくて軽いので、なんか違うって思った。

で、チョークバッグのように腰に下げるのはどうだろう?と思い、改造を実行。

バックルの部分は買いに行かなきゃと思ったけど、
ちょうど使ってないリュックの腰ひものところが同じ太さで、
しかも紐を切らずにバックルだけ外せるようになっていたので、ちょっと拝借。

ポシェットの紐は切らなきゃいけないので後戻りはできない。

まぁイケるだろうと、ちょうどいい位置にバッグが来るような位置で紐をカット。
切り口はライターであぶってほつれないようにしておく。

バックルを取りつけたら、イイ感じ。

今度の旅行で使ってみようと思う。
たぶん。


2012.05.20, 16:21 / まぁまぁ
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2012.05.20

ちいさな哲学者たち

フランスの幼稚園で試験的に行われた哲学の授業。
子どもたちの変化していく過程を映しだすドキュメンタリー。

純粋に、子育てはこうありたいと思う。

3歳の子どもに何を考えているのか問いかけても、
当然だが、自分の言いたいことが言葉にならない子がほとんど。

でも、発言があると何故?と問い、正解を示したりはしない。
それを繰り返して、徐々にテーマに沿った発言が増え、中身も濃くなっていく。

先生の発言でもあったが、子どもに先入観がないのがいい。

親が言ったことや友だちが言ったことが元になっていることはあるけど、
それはどれも身近な話題で体験していることであり、
発言だけではなくてそのときの態度なども加味されて、自身の考えになっている。

大人が同じテーマで考えを話すことをしたら、
統計の上では・・・、論文の説では・・・、医学的に・・・、法律的に・・・など、
自らが体験していないことを元にした話になってしまうことが予想される。

それにしても子どもたちが可愛い。
発言から、こういう親なんだろうなっていう想像がつくのもおもしろい。
ますます子どもの前での態度に気をつけなければと思う。

フランスなので、人種の問題や、結婚・事実婚のような問題もテーマになる。
子どもたちも白人、黒人、アジア系など様々だし、親が結婚してなかったりもする。
神様や死後の世界なんていう、教育上あまり触れられないであろう宗教感も話題に上る。

フランスに比べると、これらの点では日本はかなり均質。
各々の考え方の違いを話し合うというのも、もしかしたら難しいのかなとも思った。
大多数 vs 1人という構図が容易に浮かぶ。

そのような場で、考え方が違うのは当然だという意識はどうやったら身につくのだろう。

ちいさな哲学者たち
監督:ジャン=ピエール・ポッツィ、ピエール・バルジエ
収録時間:103分
レンタル開始日:2012-02-24



2012.05.20, 12:10 / ☆☆☆☆☆
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2012.05.20

その街のこども 劇場版

子どものときに阪神大震災を経験した2人が、
追悼式の前日、十数年ぶりに戻った故郷で出会い、お互いのツライ過去を共有する。

震災で親友を亡くしたミカは、その痛みの想像がつく。
一方、震災をキッカケにボロ儲けしたことで、友だちを無くしたユウジのほうが、
理解されない苦しみでつらかったんだろうなって思う。

傍から見て想像する苦しみなんてものは、ただの一部でしかなくて、
当事者にはそれぞれの苦しみがある。

どちらも震災後に東京に移ってしまい、十数年ぶりに戻ってきた身。
だから余計に傷が癒えていないんだと思う。

復興していく過程をずっと近くで見ていれば、傷も少しずつ癒えていくのではないかと思う。
過程を見ていないと、当時の感情のまま凍結して時が過ぎてしまい、
戻ったときに凍結されていたものがただ解凍されてしまうだけ。

忘れようと思って封じ込めてきた感情と、自分なりに何か収まりをつけてきた感情。
同じだけ時が経ったとしても、その結果は全然違うのだろう。

今これを見ると、東日本大震災も同じことなんだろうなって思う。
震災に限った話ではなく、戦争や事故も同じなんだろうけど。

こういう経験をしないで済むなら、そうありたい。
それが素直な感情。

その街のこども 劇場版
監督:井上剛
出演者:森山未來、 佐藤江梨子、 津田寛治、 白木利周
収録時間:83分
レンタル開始日:2011-06-03



2012.05.20, 11:49 / ☆☆☆
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