11/17: 砂漠でサンライズ
Day 5: Sahara desert → Todra
サンライズを見たら、砂漠はおしまいとのこと。
6時45分のサンライズに合わせて、
6時に起きてみる。
みんなちゃんと起きてきたので、
6時15分ごろ、どこかサンライズが見えそうな場所へ出発。
既に空は白んでいたので、
たぶんあっちのほうに出てくるだろうと予想し、向かう。
デューンを登ってみるが、登っている途中で、
角度的に、このまま行っても見られない気がする、と諦めた。
昨晩登ってきたところと同じくらいだった。
健脚な2人のメンバーは、引き続き上のほうへ登っていった。
6時45分ごろ、時間になって、
きっとあそこに出ているんだろうなーってところが、
ギリギリ、小さいデューンの向こう側だった。
あの2人は見えたかな・・・と、
彼らに写真を託し、太陽がデューンの上に出てくるまで待つ。
その写真を撮ったので満足ってところで、
ちょうどモハが下で行くよ~!と呼んでいたので、降りる。
来た道を戻るのは遠回りでめんどくさかったので、
今度もまた、斜面を降りようということになり、
お尻で滑らなくてもいけそうだったので、小走りで駆け下りた。
これもまた楽しかった!
下からは全然2人の姿は見えない。
遠くのほうに行っちゃったから、行くよーって声も聞こえてないだろう、
ってことをモハには伝えて、しばらく待つ。
その間に、即席お土産屋さんが出ていたり、
マボロックレーという犠牲祭のあいさつを教えてもらったり。
あけましておめでとう的な特別な挨拶なのだろう。
誰に会っても、そう挨拶するように言われた。
上まで行った2人は、サンライズがバッチリ見えたらしい。
そして、私たちが諦めたところは、まだ半分もいってなかったらしい。
ホント巨大なデューンなんだな。
もうすっかり明るくなって、爽やかな朝の空気の中、
ラクダに乗って、また元の場所に戻った。
荷物を預けていたおうちで朝食をいただき、
いざ、トドラ渓谷へ向かうのだった。
ハッカー
またもや研修。
勉強させてもらえる機会は貴重だ。
世界トップレベルの方が講師だし、お!ってテンション上がる。
内容は会社にフィードバックするので書けないが、
気持ちの面でも、なかなか良い気分転換になった。
前回を活かし、(いつもどおりの)思いっきりラフな格好で行った。
8人の受講生のうち、6人がスーツだったが、もう一人ラフな人がいた。
よし、って思った。
内容は結構高度だったと思う。
演習が研修のメインなのだが、それがけっこう難しく、
モノによってはついていくのに精一杯。
でも、楽しかった。
初日でこれってことは、明日ついていけるかな~
何問かは一番最初に解けたし、きっと大丈夫と信じて。。
(逆に何問かはビリのほうだったけど・・・)
研究とも、運用とも違う、ハッカーの目線。
開発の目線とは近かったと思うので、よかった。
問題はやっぱり、どう会社にフィードバックするか、だ。
11/16: ラクダで砂漠へ
Day 4: Midelt → Sahara Desert
砂漠に向かう日。
前より大きなデューン(砂丘)に、ラクダに乗っていけるのだ♪
豪華なホテルは、朝食も豪華なバイキングだった。
4,5時間ドライブして、ラクダが待つ地へ向かう。
途中カフェで休憩をしたり、ピクニックランチのための買い物をしたり。
小さなお土産屋さんのある休憩所でピクニックランチ。
といっても、お店の中を借りて、テーブルで食べてたけどね。
オアシスを出てから、だんだんと外は砂漠化してくる。
ようやくラクダに乗る場所に着いて、ここに大きな荷物を預ける。
水は1人1つ、ペットボトルが必要と言われる。
前のときは2つだったから、前よりは喉が乾かないってことかな。
ちなみに前は1本も飲みきらなかったので、あんまり心配してなかったが。
わりと急いで準備したはずなのに、なかなか出発しない。
しばらく猫の写真を撮ったりしてくつろいでいたが、
やっぱり出発しそうになかったので焦る。
2時間ラクダに乗るって言ってたってことは、
もう砂漠でサンセットを見るには間に合わなくね?と、皆が気付いていた。。
1時間以上は待機していたのかもしれないが、
ようやく出発のときが来た。
6人が一列になって、先頭をハマダさんが引く。
一番最初に乗せてもらった私は最後尾。
今回モハは歩きのようで、メンバーのカメラを使ってカメラマンしてくれた。
歌ったりすることはなく、静かに進む。
私は最後尾だったので、1列に並んだ写真をたくさん撮って遊んでた。
途中で、あ、今がサンセットだったな・・・という光が見えた。
キャンプサイトは近くにいるグループの声が聞こえるくらい密集していた。
それがちょっとがっかりした。
ラクダで行ける範囲内だから、どうしても密集してしまうのだろう。
さすがに4駆の行動範囲とは違う。
テントの壁に白いスイッチを見つけたとき、けっこう衝撃だった。
テントの内部には電球があり、ソーラー発電で電気も使えた。
外には井戸があり、どうやら調理場で使ってるようだった。
なんか近代的だぞ(失笑)
まぁいい、確かに前の何倍も大きなデューンだもん。
登る気が失せるくらいデカイ。
もう暗かったので散歩に行くでもなく、
持ち込んだお酒を飲みながら、おしゃべりしていた。
月明かりが明るくて、電灯をつけなくても物が見えるくらいだった。
そう、明るすぎて、星が見えない。
暗くなってきて、夕食。
ちょっとみんなのテンションが下がっていたのが気になったけど、
食事はとっても美味しかった。
この時点でもうかなり寒くて、
パーカー、フリース、ダウンジャケットを重ね着して、
さらに毛布を足元にかけていた。
やっぱり防寒対策が大事だった。
夕食後はアフリカンドラムでパーティ。
だったんだけど、今回はかなりこじんまり。
モハと、ハマダさんと、もう一人スタッフがドラムをたたき歌う。
観客はメンバーのうち4人だけ。
途中でモロッコ陣のリクエストで日本の歌を歌ったりしながら、
少し交流を深めたって感じで、さっと終わってしまった。
モハが早々に寝てしまったし、メンバーも少なくて寂しかったもので。
まだ時間が早かったので、星を眺める。
だが、月明かりのせいであまり星は見えない。
せっかくだから、キャンプサイトの背後にある大きなデューンに登ってみる。
見た目以上に大きくて、なかなか頂上にたどり着けない。
すっごい頑張ったつもりだけど、
半分以上は来たかな?というところで断念した。
砂に足をとられ続けて登るので、ものすごい疲れるのだ。
さて、どうやったら楽に降りられるか?って考えて、
尾根伝いに降りるのではなくて、直線で斜面を行ければ・・・と考えた。
ハマダさんに聞いたら行けるというので、
お尻で滑って降りてきた。
なかなか楽しかった。
ソリとか、スノボとかあれば、もっと楽しかったかも♪
モハとメンバー2人は既に寝っ転がって寝る体制だったので、
他のメンバーもそれに倣う。
ものすごく寒かったけど、しばらく外で星を見ていた。
だけど、流れ星は見えなかった。
今回は運が悪いな。
毛布を2枚重ねにしても寒かったので、
流れ星を見るのはあきらめて、テントに戻った。
寝るときになって、顔の近くに何かが当たった。
ビックリして飛び起きて、ライトで照らしたら猫だった。
ずーっとウーウー唸っていたのは、誰かのいびきかと思ってた。
唸ってるのが怖いから一応外に追い出して、やっと寝れた。
でも23時くらいなのかな。
今回の旅は、かなり健全だ。
ちなみに、サンライズは6時45分だっけな。
けっこう遅くて、季節が変わってることを感じた。