5/4: パムッカレ
石灰棚の遺跡があるパムッカレに、カッパドキアから深夜バス10時間。
バスはいちおう個々の席にテレビがついているけど、トルコ語だし、
ちゃんと寝ておきたかったので、見ないで寝ることにした。
隣は日本人の男だった。
寒かったので、ダウンをひざかけにして寝ようとしたが、
1時間おきくらいにどこかに停車しているらしく、全然熟睡できなかった。
でも、10時間の乗車時間をあんまり長いと感じなかったから、そこそこ寝てたか。
5時半にパムッカレ行きの客はデニズリの道端で降ろされた。
荷物を持ってここで次のバスを待ってろと言われ、バスは去って行った。
日本人が5,6人と、韓国人が2人だけだった。
指示を聞いたのは私だけだったらしく、
ここで待ってればバスが来るらしいって言われたことを伝えた。
30分くらい待って、バンがさっそうと登場し、ホテルに連れて行かれた。
そのドライバーさんが持ってるホテルらしい。
地球の歩き方では一番に載ってた。
とりあえず荷物を置かせてくれるってことなので、好意に甘えることにした。
イスタンブールまでのバスの予約もやってくれるってことなので、お願いした。
そのままアップルティーをいただき、1時間半くらい休憩させてもらって、
8時ごろ石灰棚とかのほうに出かけた。
もうすでにけっこう人がいてびっくりした。
石灰棚の上は、靴を脱いで歩く。
もう日が照りつけてきていて、暑いくらいだった。
ダウンは脱いでいたが、まだパーカーを着たままだったので、失敗したなと思った。
半そでハーフパンツが正解のようだ。
石灰棚の上を流れる水は、ところどころ温水で、温泉のようだった。
ちゃんと晴れていたのでキレイだった。
それからいくつか遺跡を見て回った。
超寝不足だし、お腹が空いてきたし、暑くてグッタリ疲れていた。
プールもあったけど、そんな状態だから入るテンションにならなかった。
劇場を見て、北門のほうを見て、途中で何度かイスや路肩に座って寝た。
気持ちのいい天気だったけど、日を遮るものがなく、熱射病になりそうだった。
このままじゃヤバいと思って、食べ物を探したが、
プールのところにしかないようだったので、そこでお菓子みたいなやつを食べた。
少し元気になったが、眠くなった。
最後に、博物館をまだ見ていなかったので入った。
2つ広い部屋があるだけだったが、ゆっくり見て回った。
石棺がたくさんあった。
また石灰棚のほうに戻り、ベンチに座って、
キャッキャ言いながら遊ぶ人たちを眺めながら、少し寝たりした。
平和な時間だった。
休んでる間に少し曇ってきて、雨がぱらついてきていた。
また石灰棚の道を通って、荷物を預かってもらってるホテルに戻った。
まだ13時くらいだったので、早すぎる。
スタッフさんらしき人がやたら話しかけてくるが、
答えに困る質問ばかりでめんどくさかった。
とりあえずシャワーを使わせてもらった。
水シャワーだったけど、使わせてもらえるのはありがたい。
シャワーが終わっても14時、ってことはバスの時間までまだ4時間半もある。
とりあえずレストランに行って、ゆっくりランチ。
Meatを削ったやつとサラダとライスのセット。
アップルティーを2杯も付けてくれた。
陽が射すとメチャクチャ暑くて、陰ると長袖が必要になる難しい天気。
とりあえず頭は日陰にしておかないと熱射病だ。
ゆっくり食べたつもりだけど、まだまだ時間がある。
どこか散歩したいな・・・と思って少し歩いてみたけど、何もない。
石灰棚の下にある公園でしばらく座って休んでみる。
子鴨が水面ダッシュしてるのが可愛かった。
もうすっかり空は雲に覆われていた。
また雨がぱらついてきたので、公園から移動。
といっても、ホテルかレストランしか行き先はない。
今度はデザートだ!と思ってレストランをチラ見。
パンケーキってのを売ってるところがいくつかあって、
これはもしやデザートになるかな?と思って頼んでみる。
固めのクレープ状のものに注文した具をはさんである。
わたしはハチミツにしたので、中に塗ってある。
もうお腹いっぱいではあったけど、ゆっくり食べてみる。
見た目通りの味だった。
アップルティーをつけてくれたので、そちらもゆっくり飲む。
他のお客さんも入ってきてにぎやかになってきたところで、
全部食べきったので、お会計して出る。
とうとう行き先がホテルしかなくなってしまった。
戻ったら、またスタッフらしき人が話しかけてくる。
Are you my angel? とか何でここに泊まらないの?とか返しにくい事ばかり。
めんどくさいので最終的には無視したら終わった。
あと1時間くらいでバスの集合時間になる。
ホントにすることがなくなったので、ホテルのロビーに座って寝ていた。
18:50に集合だったのだけど、時間の直前に停電。
停電のバタバタが収まって55分くらいになってても、他に集まってくる人もいない。
フロントにいたお姉さんにバスチケットを見せて、
『beher 18:50』 って書いてあるのはここで待ってればいいんだよね?と聞いてみた。
(たぶん be here のこと)
そしたらすごい慌てて、準備を始めてくれた!
オーナーのおじさんは日本人女性2人を追いかけて、
ビール持ってレストランに行っちゃったっきりだし、完全に忘れられてるようだ。
もう一人同じバスの人がいるから探すって言ってお姉さんも慌ててた。
よくわからないけど、ホテルからシャトルバスが出る様子はない。
おじさんを待ったり電話を待ってる隙間に、これからのことを説明してくれた。
シャトルバスでデニズリまで行って、そこでKamil kocオフィスを探して、
そこでチケットをプリントされたものに交換してもらって、バスに乗るそうだ。
なかなか大変だ。
近くのバス停に連れていかれた。
けど、なかなかバスは来ず、おじさんと少しだけ普通のおしゃべりをした。
他に日本人が2人来たけど、彼らは20:30のバスのようだった。
私のバスは20:00発なので、こっちの行動が30分遅れてるわけだ。
間に合うのか?
19:15頃にやっとシャトルバスが来て、慌てて乗り込む。
おじさんとも握手してバイバイ。
バスはローカルなもので、既に乗ってた人々の中に観光客らしき人はいなかった。
バス停じゃないところで乗り込んできたり、バス停じゃないところで降りる人がいたりして、
なかなか前に進んでくれなくて焦った。
まぁ、焦ってるのはバスの中で私一人なんだろうけど。
19:45くらいになってまだ着く気配がなく、
もう乗れなかったら別の便を取ろう、と半ば諦めていた。
ギョレメのときはバスの集合時間が出発の15分前だったので、
もうすでに締め切られているかも?と思った。
19:55になって、ようやくデニズリのオトガルに到着。
ゆっくり降りるおばさんの横をすり抜けて、後ろに積んだバッグをさっと手に取り、
バスがたくさん溜まってるほうにダッシュ。
Kamil kocと書かれたバスを発見したので、スタッフらしき人にThis bus?とチケットを見せた。
そしたら違うと言われてしまった。
ガーン・・・
でも、イスタンブールと言ったら、あ!と何かわかったらしく、隣のバスのところに行った。
ちょうど隣に止まっていたバスがそれだったらしい。
なんかいろいろ言ってたけど、Buggage? と荷物を乗せるように促され、
中に入って乗ってるように言われた。
チケットは渡したままだったので席がわからず、とりあえず先頭。
しばらくしてチケットを持った人が中に入ってきて、私にチケットをくれた。
どうやらプリントのチケットに変える作業をやってくれたらしい。
これで席がわかったので、Thank you very much!! と言って席を移動。
ホント時間ギリギリだったんだな。
一件落着である。
イスタンブールまで12時間くらいらしい。
今度こそ本気で寝てやる!と意気込んで、寝る。
マイ・ビッグ・ファット・ドリーム
ギリシャの大学教員(歴史の先生)をクビになり、
次の仕事を探す間にツアー会社でガイドとして働くことにしたジョージア。
ガイドが授業っぽくて、客からの評価はいつも最低。
ツアー中に辞表を書いて開き直ったら、いつもと違うツアーになった。
MY LIFE IN RUINS が原題。
ギリシャの名所を回るツアーの中での話で、なかなかおもしろかった。
旅に出たくなる。
多国籍のツアーって、ああいう感じなんだよね。
アメリカ人はこんな感じで、オーストラリア人はこんな感じで、って確かに聞いたことある(笑)
あの中に日本人がいたらどう描かれていただろうなー。
英語がわからない、文句を言わない、害はないけど何を考えてるかわからない、
という印象を持たれているような気がする・・・。
で、ツアーのお客さんっていつも似たようなタイプが来るらしいが、
アーヴみたいなキャラがいると空気がよくなるな。
ドライバーの兄さんのカッコよさが徐々に見えてくるところも楽しかった。
最初は毛むくじゃらでカッコよさが見えてこなかったのだけど、
髭を剃って、そのあと少し伸びてきたところくらいが好きだ。
5/3: 別れ
18時ごろにもう一度丘に登ってサンセットを見ようと思ったが、
太陽のほうに雲がかかっていて見えなかった。
18時45分に撤収し、19時にホテル着。
荷物を少々詰め替えて、歯磨きをして、準備OK.
Numanさんとスタッフさんが見送ってくれた。
また泣きそうになったので、あんまり長引かないようにした。
絶対にフィードバック書いてね!って言われて、もちろんって答えた。
ホントに最高の宿、兼ツアー会社(笑)だった。
バス停に10分ごろに到着した。
20分に来いって言われていたから十分。
バス乗り場でボーっと待っていたら、
乗りつけてきたバイクに見覚えのある顔が!
なんと!朝の気球のドライバーさんがお見送りに来てくれた!
そういう約束をしていたわけではないので、ビックリした。
今日はこのあと何するの?とかそういう会話をした流れで、
私が19時半のバスでカッパドキアを離れるって言ったんだと思う。
僕はこのあと仕事がないからローズバレーをツーリングしてくるんだーって言ってた。
ホントそれだけで見送りに来てくれるとは・・・なんて優しいんだろう。
また別れのときに寂しくなる要因が増えちゃった。
30分になってもバスが来なかったから、彼がバス会社さんに聞いたりしてくれた。
そして、気球のドライバーは朝が早くて大変だけど、
キレイな景色を見られるのが好きだって言って、ケータイの待ち受け写真を見せてくれた。
絶対また来てね!って、また気球に乗ってね!って。
30分過ぎにバスが来て、行き先を確認して、荷物を積み込んで、乗り込んだ。
最後にバイバイしたけど、席に着いたら彼がいた位置は見えなかった。
バスが出発したら、泣けてきた。
カッパドキア、ホントにまた来たいな。
チェンジ
誰かが途中で放り出した仕事の続きとか、
誰かがずさんな開発をした後のバグ修正とか、
もう1年くらいそういうのばっかでイヤだったので、
少々強引に違うものを取りにいってみた。
5/3: ゆったり散歩
ヒマになったので、歩いてOpen Air Museumに行った。
昨日行けなかった野外博物館ね。
最初だけ看板があったけど、そのあとは2kmくらい何もなし。
なぜか途中でカメが道路を歩いていて不思議。
途中で道を間違えたかと不安になったけど、合ってたらしい。
いつもならこういう高そうなお土産屋さんは避けて通っちゃうけど、
ゆっくりお土産屋さんのあるほうの道を歩いてみた。
今日は19時半のバスまで、時間がたっぷりあるのだ。
前にホテル近くの丘に夕焼けを見に登っていたとき、オレンジのたてがみの白馬がいたのだが、
その馬に乗ってた人がお土産屋さんにいて、私のことを覚えてると言ってた。
そう言われるまでわからなかったが、確かに私はその馬を見たので、すごい記憶力だと思った。
お茶出すから後で寄ってね!って言われた。
次は、一番奥にあった大きめのお土産屋さんで声をかけられた。
ガイドブック貸してあげるからまたここに返しに寄ってよ!って言われたけど、
英語のガイドブックを読むのは大変そうだったので、汚しちゃいけないし、借りなかった。
チャイをおごるから絶対帰りに寄ってよ!って言われて、いったんバイバイ。
15TLの入場料を払って、入る。
解説のヘッドフォンは借りなかったので、中は見て感じるのみ。
番号がついていて、中を見学できる。
洞窟の中は、部屋や教会だった。
教会は混雑していて、一度に入れる人数が決まっちゃうから、
5分で入れ替え制になっていた。
並んでるツアーのグループに混じって入ってみたりしたけど、
解説に聞き耳を立てても、中国語やスペイン語だったりしてちょっと残念。
1つ追加料金が必要な Dark charch ってのがあって、入ってみた。
そこは色が他と全然違って、鮮やかだった。
キリストやマリアの、顔の部分を中心に壊されていて、
宗教上の敵対心でこうなったのかな?と想像。
何がどう描かれているか、よりも、
それが人々にとってどういう存在だったのか、に興味がある。
外にもう1つ同じチケットで入れるちょっと大きい教会があって、入った。
大きくて、青水色がキレイだった。
たくさん歩いて疲れた。
どうせヒマだから、帰りにお土産屋さんの兄ちゃんに会いに戻った。
行くときにつかまったガイドブックがあったほう。
お茶をいただいて、少し話していたら、ランチまでおごってくれた。
トルコのピザにトマトや香草をはさんだものだった。
俺は太めの人のほうが好きなんだとか言って、たくさんくれた(笑)
それから1時間くらい一緒にいて、いろいろ誘われたけど、
夜のデートは全部断って、14時頃、そろそろ帰るねって帰ってきた。
ちなみにNumanさんの知り合いらしい。
帰り道に看板があったので、世界遺産の教会にも寄ってみた。
そこは値段は書いてなかったけど、TICKET OFFICEがあって、
聞いてみたら8TL(400円)というので、じゃあいいやって去ろうとしたら、入れてくれた。
博物館の Dark charch じゃないところにあったような絵だった。
8TL払う価値があるのかどうかはよくわからないけど、
世界遺産だから、思ってる以上に価値があるのかもしれない。
戻ってきて、ちょっと疲れたので、おやつにアイス。
0.75TLで安かった。
それを食べながらいつもの丘に登って一休み。
今までにない晴れの天気でキレイだ。
30分か1時間かゆっくり座ってから、下りてきて、
やっぱり何か疲れているので、アイスコーヒーを飲みにカフェ。
日本人がスタッフをしているOze coffeeというところ。
トルコのスイーツとアイスコーヒーで30分くらい休憩してから、
ふと、カッパドキアのお土産ってここしか買えないじゃん!という
当たり前のことに気付いて、お土産屋さんに行った。
ちょっと気になっていたTシャツを即買い。
あわせてマグネットも買ったけど、17TLだった。
さて荷物を置きに帰ろうとしたら、レンタルバギーの兄ちゃんにつかまった。
今度はアップルティーをごちそうになった。
年齢の話になって、日本人は31,32,33くらいで結婚するんでしょ?って言われた。
それは平均よりは遅いけど、確かに旅行好きな人はそのくらいが多いや、と妙に納得した。
そしてホテルに戻ってきて一休み。
夕焼けを見に、18時ごろにもう一度出かける予定。
英語
ものすごく久しぶりに仕事で英語にさわった。
セキュリティチェックシートの英訳。
不特定多数に公開されるもんじゃないから、気楽ではあるけど。
仕事では全然英語に触れなくなったけど、
プライベートではここ1年がいちばん英語を使ってると思う。
たぶん、仕事で英語が必要だった頃よりもたくさん。
簡単な表現ばかりが増えて、小難しい表現は全く思い浮かばなくなっちゃった。
もともとそうだったけど、さらにハッキリと偏ってる気がする。
でも、それがきっと順番としては正しくて、ここから成長していくんだ、きっと。
風
オフィスの半分はミーティングスペースで涼しいんだけど、
もう半分は人がたくさんいて、異常に暑い。
窓が片面にしかないから、風の通りもよろしくない。
風さえ吹いてくれれば、窓を開けるのがいちばん気持ちいいんだけどな。
自宅では窓を開けて風を通して、幸せな気分。
5/3: 気球に乗って
気球に再チャレンジ!
ちゃんと同じ時間、4時半の目覚ましでバッチリ起きた。
大抵旅行中は深夜に目覚めてしまったりするんだけど、
今回はホントぐっすり寝られるから、ホントはもっと寝ていたい。
あとで言われたんだけど、Numanさんが試したところ、
洞窟部屋のほうが、普通の部屋よりも深く眠れるんだって。
雨が降った様子はないが、風はあるかもしれない。
隣の建物の国旗が風にながされている。
集合時間ちょうどに行った。
風はもう止んでいるようで、旗もしおれていた。
昨日と同じように続々と人が集まってきたが、日本人は少なかった。
やっぱり昨日いた大群はもう次の町に行ってしまったのだろう。
今日は風もなく、快晴。
5時半過ぎにミニバスに分乗し、離陸ポイントに向かう。
ドライバーさんが私が昨日いたこととか覚えていたらしく、親切にしてくれた。
車内に1人だけ日本人がいたので話しかけておいた。
もう朝日は昇っていて、上がってる気球も多かった。
朝焼けに浮かぶ気球がキレイに見えた。
到着したら、もう気球をふくらませていた。
もうここから写真撮りまくり。
気球がふくらみきった頃には、もう別の気球の人たちは乗っていた。
けっこうささっと進むもんだな。
言われた区画に乗り込み、着陸時の体勢を教えてもらう。
そして、ゆっくりと離陸!
谷の間を進んで行ったり、地面すれすれまで下りて行ったり、
パノラマって言って、くるっと回転してくれたり、
だいぶ長い時間に感じた。
天気も良くて、バーナーの炎で暖かくて、
たくさんの気球が浮かぶ素晴らしい景色の中のフライト。
ホント幸せな時間だった。
このまま時間が止まってしまってもいい・・・って思った。
そして、一人旅であることを若干後悔した^^;
57分のフライトで、最高2700フィート(?)だったらしい。
着陸もすごくふんわり下りてくれて、全然衝撃はなかった。
下りた場所には次のグループが待機していて、
すぐに乗り込んでまた出発するらしい。
それであんなに長時間気球が漂ってるように見えたんだな。
チェリージュースにシャンパンを入れたものと、パンケーキを用意していてくれて、
みんなで乾杯をして、飛行証明書みたいなやつをくれた。
ドライバーさんがいろいろ気にかけてくれて、パンケーキのおかわりをくれたり、
一緒に写真を撮ってくれたり、1人でいても寂しくないようにしてくれた。
帰りもみなさんをホテルまで送るが、私は隣がホテルなので最後まで残ることになる。
助手席を指定されて、ドライバーさんとお話ししながら、他の方々をホテルに送っていく。
最後に私が一人になってから、バルーンの絵葉書を2枚、プレゼントしてくれた。
変に誘ってくるでもなく、とても紳士な方だった。
さーて、この快晴、何しようかなー。
食欲
なんだかんだ、食欲が落ちてから半年くらい経ってる気がする。
もうストレスとか低気圧とかいう問題じゃなく、歳のせいのような気もする。
トルコで胃の調子はだいぶ回復したようで、お腹が空くことが多くなった。
ツアーの日以外は1日2食だったけど、おやつをしっかり食べたし。
だから食欲は回復したもんだと思っていたが、帰国して元に戻ってしまった。
旅行中はけっこう歩きまわってるけど、平日って全然運動しない。
だからお腹が空かないんだといえば、確かにそうかもしれない。
旅行中は心身ともに、けっこう健康なんだけどな。
それをいかに日常にもってくるか、なかなか難しいもんである。
5/2: カッパドキア(RED TOUR)
気球は残念だったけど、また明日チャレンジすればいい。
今日は9時半からRED TOURスタート。
昨日は出てこなかった、キノコみたいな岩とかを見るツアーだ。
2時間ほど部屋でゴロゴロして休んで、
9時ごろ下に降りて行ったら、Numanさんが中庭にいて、朝食を持ってきてくれた。
自分を含めて4人が同じホテルから乗る。昨日と同じ方々。
別のホテルに行って長いこと待機し、昨日の2人と、新しく日本人が4人と、チリ人2人が合流した。
こっちのホテルの方々は全然時間を守らないようで、出待ちだったらしい。
また日本人が10人と、今度はチリ人が2人という構成。
新しく入った4人のうち、男性2人がやたらうるさくて疲れた・・・。
ウチヒサル城を昨日より遠くから眺めていたら、雨が降ってきた。
トルコの伸びるアイスがあったので、せっかくだから買ってみた。
食べてるときは、伸びなかった。
教会のときは傘が必要なくらいに雨が降っていたが、
登ってるうちにやんでくれてよかった。
次はローズバレーに行く予定だったのを、雨だから最後に回して逆回りすると言われた。
ということで、次は、陶器で有名なアヴァノスの町。
作るところとかじっくり見たかったんだけど、1つテキトーに作っておしまい。
あとは、売り場に連れて行かれた。
こういう工房では、出来上がったものを見るよりは、工程を見るのが好き。
物はほとんど買わないから、売り場だと居場所がなくて困る。
だからちょっと残念だった。
次は、キノコ岩がたくさんあるところ。
パシャバーかな?(地名がよくわからない)
奇岩好きとしては、ここはテンション上がる。
もっと晴れててくれたら嬉しかったんだけどなー。
あとで撮った写真を見返してわかったのだが、
キノコの背景が地面にならないようにするのがポイントなんだな。
一所懸命撮ったつもりだったけど、背景が地面になってると形が埋もれちゃって絵がボケる。
背景は空がいい。
だから、もっと晴れてて欲しかった~!残念!
ウチヒサル城が見えるところでランチだったのだが、
バイキング形式で、まだ食べたことのなかったトルコ料理を食べられたのが嬉しかった。
この辺から、まだ食べてない料理を頼むように意識したな。
地球の歩き方に、トルコ料理が100以上も載ってるのだ。
レストランのすぐ外が展望ポイントになっていて、なかなか良い景色だった。
すぐお腹いっぱいになったので、早々に外に出て、しばらく眺めていた。
次は何故か、革の服売り場に連れて行かれた。
ファッションショー形式で店員さんがアピールしてくれたが、途中で停電になった。
ここでも買わなかったけど、おしゃべりしてくれそうな店員さんもいなかったので、座って待ってた。
私以外にも座って待ってる人は多かった。
ここはコースに入ってたんだろうか、未だに疑問である。
今度はまた別のキノコ岩。
お父さん岩、お母さん岩、その間に子ども岩だそうだ。
次は、また有名なポイント、ラクダ岩。
あとキスしてる岩があったり。
想像力次第で何にでも見えるのである。
最後にローズバレーを散策。
途中でカフェで休憩ということで、生搾りジュースを頂いた。
ときどき雨が降ったけど、カーッと晴れることもあったりして変わりやすい天気。
だから、ちゃんと良い景色も見ることができてよかった。
で、さて、ホテルに戻ろうと車のところに戻ったら、
ローズバレーの入口で途中離脱したはずの2人がまだいた。
トラブル発生?
今日カッパドキアを離れるってことで、先に抜けて食事に行くと聞いていたのに、
ドライバーさんがヘソ曲げて送ってくれなかったらしい。
それなら一緒に散策したほうがよかったじゃん・・・と、可哀そうだった。
推測するに、野外博物館に行かないでお金を浮かせて、
その分をガイドとドライバーで山分けする予定が、その取り分で言い争いになり、
ガイドが送ってやってほしいと言ったことに対してドライバーが反抗したんじゃないかと。
そう、このコースには野外博物館が含まれているはずなのに、行っていないのだ。
そういうやり方でお金を稼ごうとしていることもセコイし、
それを2人の間で解決せずに、客に迷惑をかけるなんてあるまじき行為だ。
ホテルに戻ったとき、Numanさんが抗議してくれていた。
それで2人はちょっと救われたらしい。
ホテルに戻ってきてから、取り残されていた2人の話を聞いていて、
その2人が去ってからしばらくロビーでボーっとしていた。
野外博物館の分のお金は、あとでツアー会社から取り返すからと言って、
Numanさんが返してくれたので、明日行くことにした。
ボーっとしてたら、Numanさんがときどき話しかけてくれたが、
私があんまりしゃべらないから(って指摘されたし・・・)、
あんまり会話って感じじゃなかったのが申し訳ない。
夕食がてらフラフラするかなーと思ったら、オススメのCafeを教えてくれた。
せっかくだし行ってみるかと出発したら、後ろから声がした。
もう一人夕食に行く人がいるから一緒に行ってくれってことだったので、同行。
今までの旅と今回の旅の話をしながら夕食。
TVでニュースがついていて、お店の人がビンラディンが殺されたって言ってた。
朝にネットで見て知ってはいたけど、
ここは一応イスラム圏なので、人々がどちらの感情かわからなかった。
ただ、店員さんも、そのニュースについて教えてくれたし、関心が高いことだけはわかった。
20時ごろにホテルに戻って、明日の準備。
気球をもう一度、明日の朝に予約してもらったので、明日も早起きだ!