2011.05.21

5/4: パムッカレ

石灰棚の遺跡があるパムッカレに、カッパドキアから深夜バス10時間。

バスはいちおう個々の席にテレビがついているけど、トルコ語だし、
ちゃんと寝ておきたかったので、見ないで寝ることにした。
隣は日本人の男だった。

寒かったので、ダウンをひざかけにして寝ようとしたが、
1時間おきくらいにどこかに停車しているらしく、全然熟睡できなかった。
でも、10時間の乗車時間をあんまり長いと感じなかったから、そこそこ寝てたか。

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5時半にパムッカレ行きの客はデニズリの道端で降ろされた。
荷物を持ってここで次のバスを待ってろと言われ、バスは去って行った。

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日本人が5,6人と、韓国人が2人だけだった。
指示を聞いたのは私だけだったらしく、
ここで待ってればバスが来るらしいって言われたことを伝えた。

30分くらい待って、バンがさっそうと登場し、ホテルに連れて行かれた。
そのドライバーさんが持ってるホテルらしい。
地球の歩き方では一番に載ってた。

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とりあえず荷物を置かせてくれるってことなので、好意に甘えることにした。
イスタンブールまでのバスの予約もやってくれるってことなので、お願いした。

そのままアップルティーをいただき、1時間半くらい休憩させてもらって、
8時ごろ石灰棚とかのほうに出かけた。

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もうすでにけっこう人がいてびっくりした。

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石灰棚の上は、靴を脱いで歩く。
もう日が照りつけてきていて、暑いくらいだった。

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ダウンは脱いでいたが、まだパーカーを着たままだったので、失敗したなと思った。
半そでハーフパンツが正解のようだ。

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石灰棚の上を流れる水は、ところどころ温水で、温泉のようだった。
ちゃんと晴れていたのでキレイだった。

それからいくつか遺跡を見て回った。

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超寝不足だし、お腹が空いてきたし、暑くてグッタリ疲れていた。
プールもあったけど、そんな状態だから入るテンションにならなかった。

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劇場を見て、北門のほうを見て、途中で何度かイスや路肩に座って寝た。
気持ちのいい天気だったけど、日を遮るものがなく、熱射病になりそうだった。

このままじゃヤバいと思って、食べ物を探したが、
プールのところにしかないようだったので、そこでお菓子みたいなやつを食べた。

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少し元気になったが、眠くなった。

最後に、博物館をまだ見ていなかったので入った。

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2つ広い部屋があるだけだったが、ゆっくり見て回った。
石棺がたくさんあった。

また石灰棚のほうに戻り、ベンチに座って、
キャッキャ言いながら遊ぶ人たちを眺めながら、少し寝たりした。

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平和な時間だった。

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休んでる間に少し曇ってきて、雨がぱらついてきていた。
また石灰棚の道を通って、荷物を預かってもらってるホテルに戻った。

まだ13時くらいだったので、早すぎる。
スタッフさんらしき人がやたら話しかけてくるが、
答えに困る質問ばかりでめんどくさかった。

とりあえずシャワーを使わせてもらった。
水シャワーだったけど、使わせてもらえるのはありがたい。

シャワーが終わっても14時、ってことはバスの時間までまだ4時間半もある。

とりあえずレストランに行って、ゆっくりランチ。

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Meatを削ったやつとサラダとライスのセット。
アップルティーを2杯も付けてくれた。

陽が射すとメチャクチャ暑くて、陰ると長袖が必要になる難しい天気。
とりあえず頭は日陰にしておかないと熱射病だ。

ゆっくり食べたつもりだけど、まだまだ時間がある。
どこか散歩したいな・・・と思って少し歩いてみたけど、何もない。

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石灰棚の下にある公園でしばらく座って休んでみる。
子鴨が水面ダッシュしてるのが可愛かった。

もうすっかり空は雲に覆われていた。
また雨がぱらついてきたので、公園から移動。

といっても、ホテルかレストランしか行き先はない。
今度はデザートだ!と思ってレストランをチラ見。

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パンケーキってのを売ってるところがいくつかあって、
これはもしやデザートになるかな?と思って頼んでみる。

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固めのクレープ状のものに注文した具をはさんである。
わたしはハチミツにしたので、中に塗ってある。

もうお腹いっぱいではあったけど、ゆっくり食べてみる。
見た目通りの味だった。
アップルティーをつけてくれたので、そちらもゆっくり飲む。

他のお客さんも入ってきてにぎやかになってきたところで、
全部食べきったので、お会計して出る。

とうとう行き先がホテルしかなくなってしまった。
戻ったら、またスタッフらしき人が話しかけてくる。

Are you my angel? とか何でここに泊まらないの?とか返しにくい事ばかり。
めんどくさいので最終的には無視したら終わった。

あと1時間くらいでバスの集合時間になる。

ホントにすることがなくなったので、ホテルのロビーに座って寝ていた。
18:50に集合だったのだけど、時間の直前に停電。

停電のバタバタが収まって55分くらいになってても、他に集まってくる人もいない。

フロントにいたお姉さんにバスチケットを見せて、
『beher 18:50』 って書いてあるのはここで待ってればいいんだよね?と聞いてみた。
(たぶん be here のこと)

そしたらすごい慌てて、準備を始めてくれた!

オーナーのおじさんは日本人女性2人を追いかけて、
ビール持ってレストランに行っちゃったっきりだし、完全に忘れられてるようだ。

もう一人同じバスの人がいるから探すって言ってお姉さんも慌ててた。
よくわからないけど、ホテルからシャトルバスが出る様子はない。

おじさんを待ったり電話を待ってる隙間に、これからのことを説明してくれた。
シャトルバスでデニズリまで行って、そこでKamil kocオフィスを探して、
そこでチケットをプリントされたものに交換してもらって、バスに乗るそうだ。

なかなか大変だ。

近くのバス停に連れていかれた。
けど、なかなかバスは来ず、おじさんと少しだけ普通のおしゃべりをした。
他に日本人が2人来たけど、彼らは20:30のバスのようだった。

私のバスは20:00発なので、こっちの行動が30分遅れてるわけだ。
間に合うのか?

19:15頃にやっとシャトルバスが来て、慌てて乗り込む。
おじさんとも握手してバイバイ。

バスはローカルなもので、既に乗ってた人々の中に観光客らしき人はいなかった。
バス停じゃないところで乗り込んできたり、バス停じゃないところで降りる人がいたりして、
なかなか前に進んでくれなくて焦った。

まぁ、焦ってるのはバスの中で私一人なんだろうけど。

19:45くらいになってまだ着く気配がなく、
もう乗れなかったら別の便を取ろう、と半ば諦めていた。

ギョレメのときはバスの集合時間が出発の15分前だったので、
もうすでに締め切られているかも?と思った。

19:55になって、ようやくデニズリのオトガルに到着。

ゆっくり降りるおばさんの横をすり抜けて、後ろに積んだバッグをさっと手に取り、
バスがたくさん溜まってるほうにダッシュ。

Kamil kocと書かれたバスを発見したので、スタッフらしき人にThis bus?とチケットを見せた。
そしたら違うと言われてしまった。

ガーン・・・

でも、イスタンブールと言ったら、あ!と何かわかったらしく、隣のバスのところに行った。
ちょうど隣に止まっていたバスがそれだったらしい。

なんかいろいろ言ってたけど、Buggage? と荷物を乗せるように促され、
中に入って乗ってるように言われた。
チケットは渡したままだったので席がわからず、とりあえず先頭。

しばらくしてチケットを持った人が中に入ってきて、私にチケットをくれた。

どうやらプリントのチケットに変える作業をやってくれたらしい。
これで席がわかったので、Thank you very much!! と言って席を移動。

ホント時間ギリギリだったんだな。
一件落着である。

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イスタンブールまで12時間くらいらしい。
今度こそ本気で寝てやる!と意気込んで、寝る。


2011.05.21, 12:04 / 2011.04-2011.05: トルコ
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2011.05.21

マイ・ビッグ・ファット・ドリーム

ギリシャの大学教員(歴史の先生)をクビになり、
次の仕事を探す間にツアー会社でガイドとして働くことにしたジョージア。
ガイドが授業っぽくて、客からの評価はいつも最低。
ツアー中に辞表を書いて開き直ったら、いつもと違うツアーになった。

MY LIFE IN RUINS が原題。
ギリシャの名所を回るツアーの中での話で、なかなかおもしろかった。
旅に出たくなる。

多国籍のツアーって、ああいう感じなんだよね。
アメリカ人はこんな感じで、オーストラリア人はこんな感じで、って確かに聞いたことある(笑)

あの中に日本人がいたらどう描かれていただろうなー。
英語がわからない、文句を言わない、害はないけど何を考えてるかわからない、
という印象を持たれているような気がする・・・。

で、ツアーのお客さんっていつも似たようなタイプが来るらしいが、
アーヴみたいなキャラがいると空気がよくなるな。

ドライバーの兄さんのカッコよさが徐々に見えてくるところも楽しかった。
最初は毛むくじゃらでカッコよさが見えてこなかったのだけど、
髭を剃って、そのあと少し伸びてきたところくらいが好きだ。

マイ・ビッグ・ファット・ドリーム
監督:ドナルド・ペトリ
出演者:ニア・ヴァルダロス、 リチャード・ドレイファス、 アレクシス・ゲオゴーリス
収録時間:96分
レンタル開始日:2010-09-22



2011.05.21, 11:32 / ☆☆☆☆
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