5/3: 気球に乗って
気球に再チャレンジ!
ちゃんと同じ時間、4時半の目覚ましでバッチリ起きた。
大抵旅行中は深夜に目覚めてしまったりするんだけど、
今回はホントぐっすり寝られるから、ホントはもっと寝ていたい。
あとで言われたんだけど、Numanさんが試したところ、
洞窟部屋のほうが、普通の部屋よりも深く眠れるんだって。
雨が降った様子はないが、風はあるかもしれない。
隣の建物の国旗が風にながされている。
集合時間ちょうどに行った。
風はもう止んでいるようで、旗もしおれていた。
昨日と同じように続々と人が集まってきたが、日本人は少なかった。
やっぱり昨日いた大群はもう次の町に行ってしまったのだろう。
今日は風もなく、快晴。
5時半過ぎにミニバスに分乗し、離陸ポイントに向かう。
ドライバーさんが私が昨日いたこととか覚えていたらしく、親切にしてくれた。
車内に1人だけ日本人がいたので話しかけておいた。
もう朝日は昇っていて、上がってる気球も多かった。
朝焼けに浮かぶ気球がキレイに見えた。
到着したら、もう気球をふくらませていた。
もうここから写真撮りまくり。
気球がふくらみきった頃には、もう別の気球の人たちは乗っていた。
けっこうささっと進むもんだな。
言われた区画に乗り込み、着陸時の体勢を教えてもらう。
そして、ゆっくりと離陸!
谷の間を進んで行ったり、地面すれすれまで下りて行ったり、
パノラマって言って、くるっと回転してくれたり、
だいぶ長い時間に感じた。
天気も良くて、バーナーの炎で暖かくて、
たくさんの気球が浮かぶ素晴らしい景色の中のフライト。
ホント幸せな時間だった。
このまま時間が止まってしまってもいい・・・って思った。
そして、一人旅であることを若干後悔した^^;
57分のフライトで、最高2700フィート(?)だったらしい。
着陸もすごくふんわり下りてくれて、全然衝撃はなかった。
下りた場所には次のグループが待機していて、
すぐに乗り込んでまた出発するらしい。
それであんなに長時間気球が漂ってるように見えたんだな。
チェリージュースにシャンパンを入れたものと、パンケーキを用意していてくれて、
みんなで乾杯をして、飛行証明書みたいなやつをくれた。
ドライバーさんがいろいろ気にかけてくれて、パンケーキのおかわりをくれたり、
一緒に写真を撮ってくれたり、1人でいても寂しくないようにしてくれた。
帰りもみなさんをホテルまで送るが、私は隣がホテルなので最後まで残ることになる。
助手席を指定されて、ドライバーさんとお話ししながら、他の方々をホテルに送っていく。
最後に私が一人になってから、バルーンの絵葉書を2枚、プレゼントしてくれた。
変に誘ってくるでもなく、とても紳士な方だった。
さーて、この快晴、何しようかなー。
食欲
なんだかんだ、食欲が落ちてから半年くらい経ってる気がする。
もうストレスとか低気圧とかいう問題じゃなく、歳のせいのような気もする。
トルコで胃の調子はだいぶ回復したようで、お腹が空くことが多くなった。
ツアーの日以外は1日2食だったけど、おやつをしっかり食べたし。
だから食欲は回復したもんだと思っていたが、帰国して元に戻ってしまった。
旅行中はけっこう歩きまわってるけど、平日って全然運動しない。
だからお腹が空かないんだといえば、確かにそうかもしれない。
旅行中は心身ともに、けっこう健康なんだけどな。
それをいかに日常にもってくるか、なかなか難しいもんである。
5/2: カッパドキア(RED TOUR)
気球は残念だったけど、また明日チャレンジすればいい。
今日は9時半からRED TOURスタート。
昨日は出てこなかった、キノコみたいな岩とかを見るツアーだ。
2時間ほど部屋でゴロゴロして休んで、
9時ごろ下に降りて行ったら、Numanさんが中庭にいて、朝食を持ってきてくれた。
自分を含めて4人が同じホテルから乗る。昨日と同じ方々。
別のホテルに行って長いこと待機し、昨日の2人と、新しく日本人が4人と、チリ人2人が合流した。
こっちのホテルの方々は全然時間を守らないようで、出待ちだったらしい。
また日本人が10人と、今度はチリ人が2人という構成。
新しく入った4人のうち、男性2人がやたらうるさくて疲れた・・・。
ウチヒサル城を昨日より遠くから眺めていたら、雨が降ってきた。
トルコの伸びるアイスがあったので、せっかくだから買ってみた。
食べてるときは、伸びなかった。
教会のときは傘が必要なくらいに雨が降っていたが、
登ってるうちにやんでくれてよかった。
次はローズバレーに行く予定だったのを、雨だから最後に回して逆回りすると言われた。
ということで、次は、陶器で有名なアヴァノスの町。
作るところとかじっくり見たかったんだけど、1つテキトーに作っておしまい。
あとは、売り場に連れて行かれた。
こういう工房では、出来上がったものを見るよりは、工程を見るのが好き。
物はほとんど買わないから、売り場だと居場所がなくて困る。
だからちょっと残念だった。
次は、キノコ岩がたくさんあるところ。
パシャバーかな?(地名がよくわからない)
奇岩好きとしては、ここはテンション上がる。
もっと晴れててくれたら嬉しかったんだけどなー。
あとで撮った写真を見返してわかったのだが、
キノコの背景が地面にならないようにするのがポイントなんだな。
一所懸命撮ったつもりだったけど、背景が地面になってると形が埋もれちゃって絵がボケる。
背景は空がいい。
だから、もっと晴れてて欲しかった~!残念!
ウチヒサル城が見えるところでランチだったのだが、
バイキング形式で、まだ食べたことのなかったトルコ料理を食べられたのが嬉しかった。
この辺から、まだ食べてない料理を頼むように意識したな。
地球の歩き方に、トルコ料理が100以上も載ってるのだ。
レストランのすぐ外が展望ポイントになっていて、なかなか良い景色だった。
すぐお腹いっぱいになったので、早々に外に出て、しばらく眺めていた。
次は何故か、革の服売り場に連れて行かれた。
ファッションショー形式で店員さんがアピールしてくれたが、途中で停電になった。
ここでも買わなかったけど、おしゃべりしてくれそうな店員さんもいなかったので、座って待ってた。
私以外にも座って待ってる人は多かった。
ここはコースに入ってたんだろうか、未だに疑問である。
今度はまた別のキノコ岩。
お父さん岩、お母さん岩、その間に子ども岩だそうだ。
次は、また有名なポイント、ラクダ岩。
あとキスしてる岩があったり。
想像力次第で何にでも見えるのである。
最後にローズバレーを散策。
途中でカフェで休憩ということで、生搾りジュースを頂いた。
ときどき雨が降ったけど、カーッと晴れることもあったりして変わりやすい天気。
だから、ちゃんと良い景色も見ることができてよかった。
で、さて、ホテルに戻ろうと車のところに戻ったら、
ローズバレーの入口で途中離脱したはずの2人がまだいた。
トラブル発生?
今日カッパドキアを離れるってことで、先に抜けて食事に行くと聞いていたのに、
ドライバーさんがヘソ曲げて送ってくれなかったらしい。
それなら一緒に散策したほうがよかったじゃん・・・と、可哀そうだった。
推測するに、野外博物館に行かないでお金を浮かせて、
その分をガイドとドライバーで山分けする予定が、その取り分で言い争いになり、
ガイドが送ってやってほしいと言ったことに対してドライバーが反抗したんじゃないかと。
そう、このコースには野外博物館が含まれているはずなのに、行っていないのだ。
そういうやり方でお金を稼ごうとしていることもセコイし、
それを2人の間で解決せずに、客に迷惑をかけるなんてあるまじき行為だ。
ホテルに戻ったとき、Numanさんが抗議してくれていた。
それで2人はちょっと救われたらしい。
ホテルに戻ってきてから、取り残されていた2人の話を聞いていて、
その2人が去ってからしばらくロビーでボーっとしていた。
野外博物館の分のお金は、あとでツアー会社から取り返すからと言って、
Numanさんが返してくれたので、明日行くことにした。
ボーっとしてたら、Numanさんがときどき話しかけてくれたが、
私があんまりしゃべらないから(って指摘されたし・・・)、
あんまり会話って感じじゃなかったのが申し訳ない。
夕食がてらフラフラするかなーと思ったら、オススメのCafeを教えてくれた。
せっかくだし行ってみるかと出発したら、後ろから声がした。
もう一人夕食に行く人がいるから一緒に行ってくれってことだったので、同行。
今までの旅と今回の旅の話をしながら夕食。
TVでニュースがついていて、お店の人がビンラディンが殺されたって言ってた。
朝にネットで見て知ってはいたけど、
ここは一応イスラム圏なので、人々がどちらの感情かわからなかった。
ただ、店員さんも、そのニュースについて教えてくれたし、関心が高いことだけはわかった。
20時ごろにホテルに戻って、明日の準備。
気球をもう一度、明日の朝に予約してもらったので、明日も早起きだ!