2013.12.30

美術館巡り

駅のすぐ近くのホテルを予約していたので、少し歩いてすぐに発見。
すんなりチェックインできてよかった。
また部屋がタバコ臭かったので、リセッシュを噴射。(ファブリーズじゃなかった)

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荷物を置いて身軽になって、まずはプラド美術館。

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天気もいいし、公園が近いし、家族連れがいっぱい歩いてるし、スリや強盗の雰囲気はない。
もちろん警戒はするけど、雰囲気的にはバルセロナと同じ感じだな。

プラド美術館は主にヨーロッパの15~19世紀の絵画が展示してある。
30部屋くらいあるフロアが2つ。

キリスト教関連の絵が半分くらい。
キリストが磔になる前、磔になってるところ、磔から降ろされてぐったりしてるところ、
マリア様がキリストを抱いているところ、などなど。

あとは肖像画や静物画、ルーベンスの作品、ゴヤの作品、などなど。
美術の授業で見たことはあるかもしれないけど、全然どの作品が誰のとか全然覚えてなかった。

ゴヤの作品が好きという人が誰かいた気がするけど、絵本の挿絵みたいなタッチなのね。
そういうことも、今日ゆっくり見て、改めて知った気がする。

宗教画と優雅な感じの絵はあまり好みではないのだが、エル・グレコはいいなと思った。
光と影が鋭くて、カッコいい。

ジャクソン・ポロックに続き、エル・グレコも好きな画家に加えてもいいな。
ちなみに、好きな建築家はガウディね。

ゆっくり見たけど、欲しい!と思うくらい気に入った作品はなかった。
特設展も見て、2時間半くらいでおしまい。

外に出たら、チケット売り場とは別の場所に、ものすごい行列ができていた。
どうやら18時から無料開放の日だったらしい。
そっちのほうがよかったか・・・と思ったが、19時閉館なので1時間じゃ足りないか。

続いて、ティッセン・ボルネミッサ美術館。
こっちはティッセン・ボルネミッサという人が、個人で収集した絵画たち。

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時代や作家がプラド美術館とかぶる部分もあるけど、こっちのほうがだいぶ幅広い。
ヨーロッパだけじゃなくてアメリカの絵もあるし、
抽象画、シュールレアリズム、近代のポップアートまである。

こっちの美術館のほうが、見ていて楽しい。
プラド美術館は教科書のある章を深く追った感じだけど、
こっちは教科書を通してみたような多様さで、さらに個人の趣味が反映されてるからかも。

うちに帰ったら、美術史の本を読み返してみよう。

見終わったら18時半くらいで、外は薄暗くなっていた。

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お土産屋さんを数軒見て、夕食はまたファストフードで済ませてしまった。
レストランで肉とポテトを食べても栄養価は変わらないんじゃないかという気もするし・・・

明日は実質最後の日なので、ちゃんと食べよう。

マドリードもなかなか雰囲気は良くてよかった。
天気に影響されてる部分が大きい気がするけど、明日も晴れっぽい。


2013.12.30, 05:28 / 2013.12: スペイン
2013.12.30

マドリードへ移動

こっちに来てからネットで頑張って予約した AVE(新幹線みたいなの)でマドリードへ移動。
10:45 のを予約してあったので、9時頃チェックアウト。

駅までは歩ける距離だとわかったので、荷物を背負ってテクテク歩く。

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15分くらいで到着してしまって時間があったので、朝マック。

こっちでは定番の朝食らしい、トマトペーストを塗ったトースト。
朝カフェに行くとかなりの人が頼んでて気になってたのだが、それが朝マックにあった。
マフィンのトーストに、トマトペーストとオリーブオイルを塗って食べる。

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食べながら、明日トレドに電車で行こうかバスで行こうか迷ってた。

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バスのほうが倍くらい時間がかかるが、半分くらい安い。
食べながら考えてて、時間を節約して美術館に行こうと決めて、行き先・日付などを紙に書く。

自動販売機で買えないか少しいじってみたけど、駅名を入力するのがめんどくさいのでヤメ。
おとなしくチケット売り場に行く。

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いろんな種類の窓口があって、どこで頼めばいいのかわからないので、インフォメーションで聞く。
番号札を取って待つように言われたので、待つ。

行き先や日付を書いた紙を渡して、口頭でも確認しながら、PCで操作してるのを覗き込む。
行きと帰りの時間を選んで、あとはパパっと選んでくれて、すんなり購入。
往復だと片道を2つ買うよりも少し安くなって、20ユーロ。

ホントにお金がギリギリなので、少し両替。
レートが3列書いてあったが、そのうちの一番悪いレートが適用された。
日曜だから?金額が少ないから?最初にどのレートになるか聞くべきだった。失敗。

時間のだいぶ前からホームに電車がいたので、行ってみる。

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ホームに降りる入り口で、チケットを持ってるか確認された。
苦労してスマホに入れておいたチケットを見せて、問題なく通過。

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次にホームで荷物検査。
ただ荷物を機械に通すだけで、PCも水も全部一緒で大丈夫だった。

そしてまたチケットをチェック。
今度はバーコードを読んで、ちゃんとした改札だったが、こちらも問題なし。

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指定席なので、車両番号と座席番号を確認して、座る。
イスは1列・2列の3列しかなくて、かなり広々としているが、席はだいぶ埋まっていた。

v, p の意味が、Ventana, Pasillo ということがわかった。
Pasillo が通路側かな。
私は1列のほうだったので関係なかったけど。

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席についてからは、チケットのチェックはなかった。

途中でイヤホンが配られ、音楽を聴きながらゆったり。
外の景色はやっぱり、広い大地か、オリーブ畑。

天井のテレビで英語の映画がやってるのに気付き、途中から見たが内容がよくわからず。
マジシャン集団が、不正操作で手に入れたお金を観客にプレゼントしてFBIに追い回される話?

途中で寝てしまった。

13:15 に到着の予定が、だいぶ早く13時前に着いた。

マドリードのアトーチャ駅。
AVEと近郊路線と地下鉄といろいろあって、出口がどこか迷うくらい広い。

地下鉄の出口から地上に出ることができたので、ホテルを目指す。


2013.12.30, 03:36 / 2013.12: スペイン
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