RENFE チケット準備
最後にセビリアからバルセロナに行く列車のチケット、
ネット予約したものの、PDFをプリントアウトしなきゃーって頭から離れずに不安だった。
ネットカフェとか全然見かけないし。
早く起きてしまったので再調査。
そもそも処理をPCで行っていたし、
PassWallet、PassBook等のアプリをスマホに入れてなかったので、
スマホでチェックインするという選択肢がありながらも、選べないでいたのだ。
結論から言えば、その形式でダウンロードしておけば、あとでアプリを入れてから取り込めばよい。
スマホ形式を選択したら、Emailと名前を入力して送信ボタンを押せば送られてくる。
英語を選択してるのに、ここらへんだけスペイン語のまま切り替わってなくて手間取った。
そうなんだけど、ユーザー登録をしていなかったので、
もう一度チケットを送ったりする画面へたどり着けずに諦めていた。
結論から言えば、RENFEのトップページにある「+Services」を選べば、
「My Journeys / Print」というメニューが出てきて、予約情報を入れれば開ける。
で、そこに辿りつくまでに得た情報としては、
どうやら予約番号(Localizador)さえ控えてあれば、駅にあるAuto-Checkingの機械で発券できるらしい。
なんだ、いろいろと選択肢があるじゃないか。
とりあえずスマホで表示できるようになったので、安心かな。
バッテリーに気をつけないとね。
ガウディ
今日はガウディの建築を見る日。
続いては、昨日諦めたカサ・ミラ、カサ・バトリョを見に行く。
今度こそ間違えないようにと、近くまで地下鉄で行ってみる。
問題なのは地下鉄から出てから、どっちの方角に進めばいいか。
やっぱり1回間違えて、現在地が書いてある看板を見つけて、やっと自分の居場所がわかった。
地球の歩き方の地図には、何も役に立つ目印が書いてなくて困る。
カサ・ミラは Casa Mila とは書いてなくて、La Pedrera という名前で書かれていた。
入場料は 16.5ユーロということでだいぶ高いが、維持費だろうからしょうがない。
エレベータで屋上に行き、波打ったような屋上と不思議なオブジェを見学。
その下の階は、天井を支えるためにアーチ状の柱がたくさんあって、
ガウディの建築についての資料や模型が展示してあった。
ちょっと見学できる箇所が少なかったなーという印象。
そして、次の目的地カサ・バトリョまでは一本道なので安心したところで、
ちょっと遅いランチを、カフェにて。
カウンターでパンとコーヒーを注文して、そのままカウンターで食べてみる。
だいぶドキドキだったけど、ちゃんと食べられてよかった。
次は、カサ・バトリョ。
こちらは 20.35ユーロとさらに高いが、妥当な値段と思える濃い内容だった。
チケットを買う行列にいるとき、日本人のおっさんに、20ユーロの価値あると思います?と聞かれて、
まぁ維持費ですからねぇと答えたけど、それ以上にちゃんと得るものはあったと思う。
というのも、オーディオガイドが料金に含まれてたので、内容がよくわかったからかもしれない。
日本語のもあったので、日本語のを借りた。
ヘッドフォンじゃなくて電話型だったので、ずっと耳に当ててるのが疲れたけど。
曲線で自然をモチーフにしてるのはガウディの特徴だけど、
ここは海をイメージしているらしく、曲線の度合いも強くて、楽しい空間だった。
青を基調とした吹き抜けもキレイだったし、こういう家なら欲しいって思う。
見て良かったと思える建物。
ここまで見終わって15時ぐらい。
次は、グエル公園。
ちょっと離れているので、地下鉄で数駅ほど移動。
駅を出てからずっと、Park Guell の看板があったので、全く迷うことなく地図を見ずに行けた。
徒歩15分くらいかかるけど、今までで一番親切な場所だ。
看板に従い、丘の上に登っていってチケット売り場。
8ユーロって書いてあったので、払って中に入る。
後でわかったが、チケットを買わなくても、公園自体には入れる。
見どころはモニュメントゾーンとなって区切られていて、そこに入るのにチケットが必要なのだ。
チケットも時間制になっていて、入場できる時間帯がチケットに印字されている。
なぜか買った直後に入場しようとしたのに、既に時間切れになっていて、
入場口でチケットチェックしてるお姉さんが、これはおかしいって困ってたけど。
お土産屋さんでよく見かけたトカゲのオブジェなどはここで見ることができるもののようだ。
1200円はだいぶ高いけど、やっぱり維持費なので仕方ないと思うことにする。
夕方っぽい空になってきたところで、見学はおしまい。
また地下鉄でサグラダ・ファミリア駅まで戻ってきて、夕食を探す。
都会で一人でレストランに入るのが苦手なので、難関。
マックもケンタも見つけたから、いざとなったらそこでいいやと思いつつ、
サグラダ・ファミリア周辺を歩き回る。
これを食べたいというものが思い浮かばなかったので、
サグラダ・ファミリアの横らへんで見つけた食べ放題の店にした。
サラダもフルーツもパエリアもピザも食べることができたし、大満足である。
ガウディを堪能できて、良い日だった。
見る前よりも、好きになった。
サグラダ・ファミリア
今回の旅の一番の目的であるサグラダ・ファミリアに行ってきた!
チケットは事前にWebで買っておいて大正解。
9時オープンなので、8時半にホテルを出て35分くらいに到着したが、
当日チケットのほうは既に20人くらい並んでた。
(昼には何百人か並んでたように見えたので、20人なんてかわいいもんだが・・・)
受難のファサード(南東側)の門のところで Booked Ticket の看板の前に4人並んでたので、
プリントアウトしたチケットを見せて、これはここ?って聞いたら、そうらしいので並ぶ。
9時ちょうどにオープン。
9:15 に Torre Passio に登る予約をしてあったので、早速エレベータを探す。
入ってすぐのところにあったので、時間前だけどチケットを見せてみたらOKだった。
バックパックはコインロッカーに預けないといけないらしく、軽装で行って大正解。
ちなみに、最初のエレベータは見事に日本人だけだった・・・
下りは階段で、途中途中の窓やベランダ(?)から装飾を見るのが楽しい。
いきなり塔の上から、外壁の装飾や、作り途中の場所などを見学。
装飾の像も近くで見るとなかなか大きくて迫力がある。
ロボットっぽい直線的な像が多くて、ちょっと意外。
ベランダにはいちおう鉄柵があるんだけど、ちょっとクラっとする怖さ。
高所恐怖症になってしまったのか、古い建物なので信頼感が薄いのか、わからない。
螺旋階段をぐるぐる回って降りるので、目が回りそうになると、休憩して写真を撮ったり。
一番下まで降りると、そこは教会。
メインの場所だ。
太い柱が形を変えながら天井まで伸びていき、まるで樹木のように枝分かれして天井を支える。
圧倒的なカッコ良さ。
建物というより芸術だし、教会というより近未来の映画の世界のような、不思議な感覚。
植物をモチーフにした曲線的な建築物。
確かにそうなんだけど、絵画じゃなくて石でできてる建物だというのが不思議。
イスタンブールのアヤソフィアでは巨大な建物なのに柱がないという大空間に感動したけど、
こっちはそれとは違って、繊細さと絵画のような形状から来る感動だった。
地下には博物館のようなものがあり、柱の形状の解説、模型、工房の様子など。
幾何学的な設計や、どう着想を得たのかなど、興味深いものが多かった。
教会を反対側に抜けると、生誕のファサード。
こちらは直線的な像はいなくて、正統派と言ったら変だけど、イメージ通りのキリスト教の像。
こっち側が映像などでよく見るほうかな。
一回だけじゃ物足りなくて、最後にもう一回教会に入ってゆっくり。
結局、3時間弱で見学おしまい。
いやー、楽しかった!