2013.12.27

セビリアへ移動

昨日は眠くて早く寝てしまい、一度起きたらまだ0時。
外で大きな声でしゃべってる人がいて、何度も目を覚ましてしまう。

何回か寝て、6時にもう眠れなくて起きた。
途切れ途切れだけど、9時間睡眠。
昨日ダルかったので風邪だったらヤダなぁと思ってたが、大丈夫だった。

セビリアの天気予報は雨。
今日は移動して散歩するくらいの予定なので、雨でもいいや。

セビリア行きの電車は1日4本だけ。
11時くらいのに乗れればいいので、9時頃まで部屋でまったり。
とはいえ、部屋にいても何もすることがない。

チェックアウトして、バスで駅に向かう。
ほとんどのバスが駅の前近くに止まるとわかり、ホテルのすぐ前から乗車。
1.20ユーロを先払い。

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降りるときはボタンで知らせるっぽいが、次のバス停が何なのかアナウンスはない。

外を眺めて、降りる予定の1つ前のバス停である Constitucion 2を待つ。
もしかしてこれなのか?という、似てるけどちょっと違う名前のバス停を通る。
その次のバス停で、名前の最後に RENFE と入ってたので、これだ!と思って降りてみる。

やっぱり目的のバス停だったようで、そこからは迷わず駅に到着。
無事にセビリア行きの切符を買うことができた。29ユーロ。

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順調に行き過ぎて2時間くらい余ったので、カフェで朝ごはん。
チーズトーストに見えたので頼んだのだが、中にハムやホワイトソースがサンドされていた。
豪勢な朝食になってしまった^^

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まだ時間があるので駅の周りを散歩したが、特に何もない。
座ってガイドブックを読んだり、ホームを眺めて座ったりして過ごす。

わりと近くに雪山も見えるし、空気はひんやりとして涼しい。
でも日差しが強くて、日に当たってるところが熱い。

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時間の5分前くらいに電車が到着。
3両しかないが、降りる人もたくさん、乗る人もたくさん。

チケットに Coche 1 と書かれていたので、1と表示されていた車両に乗る。
席も決まっていて45番だったのだが、45v|46pという表示。

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v, p の意味がわからなかったが、きっと窓側・通路側だろう。
どっちがどっちかわからないけど、幸い隣は空席のようなので、窓側に座る。
検札の人にも何も言われなかったし、このままでいいのかな。

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グラナダ駅でも遠くに黒い雲が見えていたが、やっぱり少し進んだら曇り。
天気予報どおりなのかな。

セビリアまでは3時間ちょっとかかり、することがないのでヒマ。
外の景色はずっと変わらず、曇り空にオリーブ畑。

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15分くらい遅れて、セビリアに到着。
セビリア駅はグラナダ駅とは比べ物にならないくらい、かなり大きな駅だった。
マドリードに行くときもここから出発になる。

バス停が駐車場の端っこで、見つけにくかったが、無事に32番のバスに乗車。
途中で予約したホテルを見かけたので、降りるボタンを押す。

少し歩いて戻って、すんなりホテルに到着。

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チェックインしたけど、最初の部屋では洗面所の電気がつかず、部屋を交換。
そしたら広い部屋になったけど、ちょっとタバコ臭かったのでファブリーズ噴射しまくり。
持ってきといて良かった。

セビリアで一番の見どころと思われるカテドラルが17時まで開いてるので、急いで行ってみた。
地図を見て最短経路を選んだつもりが、迷路のような道で不安。

でも間違えることなく到着できてラッキー。

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ガイドブック的には、スペインで一番大きく、ヨーロッパでも3番目に大きいらしい。

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確かにすごい大きいんだけど、中は絵画や彫刻がたくさんありすぎて、雑然とした印象。

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でも、天井が高くて、上の方のステンドグラスがキレイ。

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塔にも上ることができるのだが、17度の傾斜の坂道を34個分なのでなかなか疲れた。
このとき既に16時半だったので皆さんけっこう急いで上ってた。
ベビーカーを押して上ってる人もいてスゴい。

上は大混雑だったが、四方をきれいに見渡せてよかった。
やっぱり晴れてたらな・・・という気持ちがあったのは確かだが^^;

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降りてきて、庭園を見ておしまい。

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そういえばお昼を食べてないし、お腹が空いたので、食べ物を探す。

パエリアと飲み物のセットで9ユーロって看板を出してるところに入ってみた。
そしたら、パエリアは売り切れと言われてやめた。

無いなら看板出すなよ!と思ったが、1人分だから無いって言ったのかもなーとしょんぼり。
パエリアってだいたい2人前からだったりするしね。

入れそうなところを探すが、一人で入りやすい店もなく、疲れてきた。
セビリアの街もかなり都会で、人が多すぎて、やっぱり渋谷のような印象。
観光地でありつつも、ただの都会でもある。

ホテルまで戻ってきてしまったけど、まだ食べてないし・・・とさらに歩いてたら、道に迷った。
もうすっごい悲しい気分。

だんだん人が多くなってきたので、人が来る方向に進んだら、知ってる場所に出てきてホッとした。
でも、完全に予想外の場所で、すごい迷い方したんだなと不思議。

もう夕食っぽくなくていいや、と、その近くにあったカフェで、コーヒーとチュロス。
カフェは慣れてきたんだけど、ちゃんとした食事はまだまだ難しい。

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支払いはスペイン語で言われ、また後半がわからず。
洗剤をつけた指でカウンターに 2.50 って書いてくれた。
dos cincuenta と言われてたらしく、dos しかわかってなかった。

お腹は少し満たされて、いったん気持ちを立て直すためにホテルに戻ってきた。

暗くなった19時ごろ、再度出発。

信号で待ってたら、おばあさんが腕を貸してくれということで、横断歩道を一緒に渡る。
渡り終わったらもういいのか、去ってしまったけど、なんだか良い事をした気分。
ちょっと下がってた気分が、ほっこりと暖まった。

パラパラと雨が降ってきた。
テラス席からは人がいなくなって、ますます屋内が混む。

引き返してくる途中で、空席の多いパスタとピザの店を発見。
そこでパスタを食べることができた!

いやー、これだけで嬉しいもんで。

最初は空席が多かったけど、私が食べてる間に満席になってた。
満足して、水を買って、ホテルに戻る。

明日は何しよう。

今日セビリアをいろいろ見る予定が1ヶ所しか見てないので、明日も散策するか、
セビリアが思ったより都会で心が休まらないので、近郊に出かけるか。

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2013.12.27, 16:48 / 2013.12: スペイン
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2013.12.27

アルハンブラ

今日は一日、アルハンブラ宮殿しか予定がない日。
結局昨日チケットを発券できなかったので、早めに行ってみる。

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8時半オープンのところ、8時ごろに到着。
すでに50人くらい並んでたので、列の後ろについてみたが、
途中でこれが当日券を買うための列だということに気付いて離脱。

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チケット発券だけのほうは全く列ができてなかった。
クレジットカードを見せて、すぐにチケットに替えてもらえた。

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朝食がまだだったので、入口横にあるカフェでパンとコーヒー。

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食べ終わってから入場して、8時半くらいかな。

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思いのほか早く入場できてしまったので、確実に時間が余る。
ナスル朝宮殿は12時で予約したため、12時にならないとの入場ができないのだ。

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ゆっくり見てまわる。

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Alcazaba という軍事要塞のところでは、チケットをチェックしていた。
天気がまだ曇っていたので、一度しか入れないとわかっていたら、後回しにしたのだが、
この時はそれを知らずに入場してしまった。

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けどやっぱり、雲の合間から光が射してるのも、それなりにカッコ良かったので良しとする。

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家々の壁は白で統一してあるのか、なかなかの景色だった。

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この先はもうナスル朝宮殿のエリアになってしまうため、戻る。
戻る途中でもチケットチェックをしていて、こっちは戻るときだけチェックしてるっぽく、
再入場のときはチェックされなかったので良かったが、いずれにせよ要確認だったな。

一度入口のほうまで戻って、Generalife という別荘エリアに先に行く。
樹木を角刈りに整えてある庭や、水路や噴水などがあり、優雅な雰囲気ではある。
まだ曇っていて、寒々しいのが残念だったが、夏に見たらキレイだろう。

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こちらでもゆっくり歩いて、また入口近くに戻る。
まだ10時くらいで、2時間くらい余ってる。

またさっきの場所へと戻り、10時オープンの美術館・博物館へ行く。

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有料だと思っていたが、一部の展示は無料なようで、そこをゆーっくり見学。
タイルの紋様やアラビア文字の書物など、アラビア文化が濃い。

出たときにまだ11時半だったが、試しにナスル朝宮殿の入場の列に並んでみた。
順番が来たときにはまだ12時前だったので、入場を断られた。

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晴れて青空になっていたので、もう一度 Alcazabaに入ろうとしたけど、
チケットチェックでエラーになり、1人1回だけみたいなことを言われて、終わり。

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お腹が空いてたし、カフェのカウンターでランチ。
チョコパンとコーヒー。

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食べ終わって、少しお土産物屋さんで時間を潰して、ちょうど12時だったので列に並んだ。
今度はすんなり中に入れてくれた。
寒い中、建物の前でだいぶ待たされたけど。

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ナスル朝宮殿は、完全にアラビア文化の建物。
モロッコでも見たような、幾何学模様の大理石とタイルがたくさんだった。

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こっちもゆっくり見ながら歩いて、13時過ぎに出た。
朝からもう5時間も歩いてるや。

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今度はそのまま、昨日薦められた ALBAYZIN に行ってみる。
それがどこなのか地図を見てもよくわからなかったが、
アルハンブラ宮殿の横を流れる川沿いの道は、雰囲気が良かった。

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このあたりがイスラム文化だなってことは見てわかる。
地図を見ながらアルバイシンと書かれた方向に曲がってみたが、展望台までたどり着けず。
モロッコのメディナのように、道がクネクネと迷うようにできている。

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もう完全に歩き疲れていたので、戻ることにする。
展望台までは行けなかったが、アルハンブラ宮殿を見ることもできたし、良しとしよう。

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14時を過ぎ、こっちの人たちにとってのランチタイム。
昨日とは違って、多くのレストランが客でごったがえしていた。

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まだお腹が空いてなかったので、少しベンチで休憩した後、
明日行く予定の駅まで行ってみようと歩いてみる。

ホテルのパンフレットには5分って書いてあるのに、全然見つからない。
諦めて戻ってきたところで、ホテルのすぐ横の、バルがたくさんある通りを覗いてみる。

昨日は開いてる店がほとんどなかったのに、今日はすごい人だかり。
少し歩いたところで、日本語を話す陽気な店員さんに呼びとめられた。
ちょっと一杯ということで入ってみた。

ビールを頼んだら、タパスでイカのフリッターとサラダが一皿ついてきた。
確かにこれがあれば食事の代わりになるな。

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一人でカウンターで飲み食いしていたが、場がもたず、おかわりしないで出てきた。
でもこれでたった2ユーロというのは安い。

もう歩きたくないくらい足が疲れていたので、一度ホテルに戻って休憩。
駅までは、地図上でどう見ても歩くのは遠そうだったので、バスでの行き方を調べてみた。

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バス停の確認がてら、夕方の散歩に出てみる。
どっから出てきたんだ!?と思うくらい人が多くて、まるで渋谷のよう。

ちょっと大きめの公園では、屋台がたくさん出ていた。
お祭りなのか、いつもこうなのか、クリスマス休暇だからか、年末だからか、わからん。

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明日の朝に食べようと、クッキーみたいなのを買って、荷物を置きにホテルに戻る。

さっきのバルは15時くらいだったので、また少しお腹が空いてきた。
でももう眠いので、20時に外に出て飲みながら食べる気力なんて残ってない。

もういいや、手持ちの食糧で済ませて終わりにしちゃおう。


2013.12.27, 00:31 / 2013.12: スペイン
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