2012.11.04

高尾山

そろそろ紅葉の季節になってくるので、見に行きたい。
けど、その前に膝のトレーニングをせねば!ってことでハイキング。

きっと混んでるだろうなって予想はしていたけど、
一人で行く第一段階としては、人がいたほうが安全なので高尾山にした。

The山ガールっていうカッコをした人や、3歳くらいのお子さん連れの方や、10人くらいの団体さんなど様々。
そういう山なのはわかってるので、登山靴は履かず、ただ動きやすい格好。
一応、T字のストックを1本、バックパックに忍ばせておいた。

予想の倍くらい混んでた・・・

高尾山口の駅から、山頂まで、ほぼずっと渋滞。
いちばんメジャーでいちばん混んでる1号路を選んだのだから仕方ない。

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団体さんやお子さん連れを追い越すために早歩きしたりしたので、けっこう汗かいた。
ロープウェーの降り口から後は、山道じゃなくて参道みたいな感じなので、もう観光気分だけ。

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山頂には1時間10分で着いたらしい。
もうちょっと時間かかってたイメージだったけど、そんなもんか。

山頂は見渡す限り、人だらけ。
座るところじゃないところにも人がびっしり座ってていて、居場所もない。

地面にちょこっと座って、持ってきたお菓子をちょこっと食べておしまい。

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天気がいいから、気分は最高。
少し紅葉してたのもイイ。

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富士山も見えた。

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もう混んでる1号路はイヤだったので、稲荷山コースという別のルートを通って降りることにした。
ちなみに、6号路は土砂崩れかなんかで今月いっぱい登り専用らしい。

最初の下りがちょっと急だったので、早速ストックを準備。

たまに登ってくる人の集団とすれ違うのが大変だったけど、そんなに混んでない。
歩きやすいゆるやかな下りで、のんびり歩けてよかった。

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下りはちょうど1時間。
普通に下りられる人から比べたら、遅めのペースかな。

というわけで、約2時間の運動。
膝も痛くならなかったので、よかった。

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筋肉痛、どれくらいくるかなー。


2012.11.04, 17:19 / ハイキング登山
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2012.11.04

星の旅人たち

初老のトムの元に、世界を見たいと旅に出た息子ダニエルの訃報が届いた。
息子とコミュニケーションが取れていなかったトムは、息子が何をしようとしていたか理解できず、
息子の装備をそのまま使い、彼の遺灰を携えて、800kmを歩く巡礼の旅に出ることにした。

なんでタイトルに星って入ってるのかわからないけど、原題は”The Way”.
そのまま『道』ってタイトルでよかったんじゃないかと思う。

『サン・ジャックへの道』は聖地巡礼ツアーに参加した人々の話だった。
こっちの映画は、一人旅で巡礼を行う人々の話。

・ 一人旅で合わない人に出くわして一緒に行動することになってしまった時の、めんどくさい感じ
・ 一人でいるとたまに襲ってくる不安
・ 現地の人の温かさにふれたときの嬉しさ
・ 現地の人の苦しみを知ったときの、どうしようもないもどかしい気持ち
・ 一緒に旅した人たちと別れるときの切ない感じ

そういった、旅でよくある感情が全体から感じられて、親しみをもてた。

この巡礼の旅の場合はルートが決まっているので、
歩くスピードによっては、ずっと同じ人々と出くわし続けるわけだ。
最初のうちは嫌々だったけど、徐々に相手のことを理解していくトム。

ジプシーにバックパックを盗まれたときの絶望感、その後の父親の話。
自分の中でもいろいろと感情が動くのがわかって、旅をしている気分だった。

一回旅を終えると、確実に前とは違う自分になる。
だけど、旅の前と変わらない現実に引き戻されてしまう。
そこでどうやって生きていくか、それが旅の意味なんだろうなと思う。

巡礼を終えた4人は、新しい気持ちで人生を歩き出すだろう。
深い感動というわけではないが、清々しくてなかなか好きな映画。

星の旅人たち
監督:エミリオ・エステヴェス
出演者:マーティン・シーン、 デボラ・カーラ・アンガー、 ジェームズ・ネスビット、 ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン
収録時間:128分
レンタル開始日:2012-10-12



2012.11.04, 16:52 / ☆☆☆☆☆
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